「Time Walker :Dark World(タイムウォーカー:ダークワールド)」は2023年11月末に正式リリースされたオートバトルストラテジーです。
グラフィックなどを見てもわかる通りインディータイトルですが、既に50,000本を売り上げ、Steamレビューも「非常に好評」となかなかの人気作品になっています。
私は単純に安くてレビューが良かったという理由だけで購入。
説明文が画面からはみ出る、スキル一覧があんまり綺麗に並んでいないなどの細かいところで気になるところはありましたが、意外に中毒性がある内容で一気に全タレント解除&全実績解除までクリアしました。
今回の記事では「Time Walker :Dark World」のゲーム内容・ゲームの流れなどをざっくり紹介したいと思います。
気になってたという方は是非とも参考にしてみてください。
Time Walker :Dark Worldとは
ダークワールドという何度もタイムリープしてしまう不思議な世界から脱出しようとする主人公たちの戦いを描いた作品です。
何度も繰り返すと言えばローグライク。
ダンジョンのフロアごとに現れる敵を倒して、ランダムなスキルや転職アイテムを集め、主人公たちを強化して進んでいくのが基本的な流れになります。
そして本作で最も特徴的なのが、戦闘は完全にオートで行われ、プレイヤーが動かせないということです。
プレイヤーができるのは戦闘前のスキルの付け外しや戦闘が始まる時のキャラクター配置のみで、戦闘が始まってからは、敵味方が勝手に戦うのを眺めることしかできません。
要するに戦闘準備が命のゲーム。
ランダムなアイテムでキャラクターを強化し、戦闘が自動で行われるという点では以前紹介した「LOOP HERO」と少し似ているかもしれません。
大きな違いは主人公となるキャラクターが4人いることです。
キャラクターは転職アイテムを入手することで転職(クラスチェンジ)することができ、それぞれのキャラクターにしっかり役割を与えた方が戦いやすくなります。
クラスはファイター、アーチャー、プリーストなどRPG作品でお馴染みのものが多く、この手のゲームをしている人なら役割のイメージはしやすいと思います。
ゲームの流れ
ここでは実際のゲームの流れを紹介します。
まず最初にゲーム中に登場するクラスを4つ選択し、難易度を選択してゲームを開始します。
(最初は4つのクラスと難易度イージーしかアンロックされていません。)
スタートすると、会話イベントの後いきなり戦闘が始まります。
4人の配置を決めて、戦闘開始をクリックすると戦闘がオートで行われます。
無事に全ての敵を倒すことができると、スキルとお金、稀に転職アイテムが入手できます。
得たスキルをキャラクターに装備してキャラクターを強化し、3つのポータルの中から次の行き先をクリックしましょう。
この「戦闘 ⇒ スキルや転職アイテムをつけて強化 ⇒ 次の戦闘へ」を繰り返すのが基本的な流れとなります。
ちなみにスキルにはレベルが3段階あり、同じレベルの同じスキルを3つ合成することで1レベル高いスキルを1つ入手できます。
スキル・転職アイテムで4人のキャラクターを育てながら戦闘を繰り返し、最後に登場するボスを撃破することができればゲームクリアです。
途中でいずれかのキャラクターが死亡した場合、画面左上の復活回数分(最初は6回)まではその戦闘が終わると復活できますが、復活回数が0になるとキャラクターが復活できなくなり、全員が倒されるとゲームオーバーとなります(ボス戦では復活回数が残っていても負ければゲームオーバーです)。
ゲームの難易度はイージー~ヘルの5段階ありますが、ハードまでは比較的簡単で普通にやっていればクリアできる難易度です。
エキスパート・ヘルからが本番です。
様々な要素をアンロックするために、エキスパートやヘルを何度も周回することになります。
v1.1.0.5より、これまでのクラシックモードに加えて、エンドレスモードが追加されました。
エンドレスモードは死ぬまで延々とステージが続いていく、他ゲームでもおなじみのモードですが、以下の通り若干ルールが変わっています。
- 最初は1人でスタート
- キャラクター1人につき、6個までスキルを装備できる
- ショップでパーティーメンバーを増やせる(要:ゴールド)
- パーティーメンバー上限は6名まで
- ショップにステータス上昇のアイテムが置かれている(要:ゴールド)
エンドレスモードで解除できる実績もあるため、ヘルモードをある程度クリアできるようになったらこちらも挑戦してみましょう。
クラスの役割と転職
4人のキャラクターはゲーム開始時、「ルーキー」という特徴がない弱いクラスでスタートします。
戦闘で転職アイテムを入手し、そのアイテムをいずれかのキャラクターに使用することでクラスを変更することができます。
ゲームを進めていくことで様々なクラスが登場するようになりますが、全てのクラスは以下の4種類の役割のいずれかに該当します。
- タンク(ファイターなど敵の攻撃を受ける役)
- 前衛アタッカー(アサシンなど近接攻撃で大ダメージを与える役で、サブタンクの役割も持つ)
- 後衛アタッカー(アーチャーやメイジなど遠距離攻撃で大ダメージを与える役)
- ヒーラー(プリーストなど仲間を回復したり、バフをかけたりする役)
4人のキャラクターをそれぞれの役割を担うように転職させ、役割に応じたスキルを付けていくのが基本です。
全員がタンクなどの尖った構成では、高難易度クリアは難しいと思います。
タレント・実績で要素をアンロック
ゲームをクリア(もしくは途中でゲームオーバー)すると、プレイ内容に応じたポイントが得られます。
メニュー項目の「タレント」では、このポイントを消費して、新しい要素をアンロックしたり、キャラクターを永久強化することができます。
また、実績を解除することにより、アンロックされる要素もあります。
全ての要素をアンロックするためには、ポイントを使ったタレントのアンロック&全実績解除を目指す必要があります。
中にはなかなかクリアが大変な実績もあります。
実績クリアのために、試行錯誤しながら何度もチャレンジしているうちにガッツリ時間が経っているという中毒性がある作品です。
値段もお手頃ですし、1回のプレイ時間も30分~1時間程度、操作も簡単で暇つぶしにはもってこいの作品だと思います。
次回の記事では各クラスの特徴や上位クラスの開放条件を紹介したいと思います。