「Path of Exile(パスオブエグザイル)」は2013年にSteamでリリースされたハックアンドスラッシュのアクションRPGです。
リリースは10年以上も前になりますが、未だに絶大な人気を誇り、最近でもアップデートのタイミングで過去最高の接続人数を更新したりしています。
基本プレイ無料タイトルということで、私も以前からSteamライブラリーには入れていましたが、長らくプレイすることなく放置していました。
最近プレイして「なんじゃこの面白いゲームは!」となったので、今回の記事を書くことに。
そして調べてみると、続編である「Path of Exile 2」のアーリーアクセス版リリース間近であることも分かりました。
そこで今回の記事では、「Path of Exile」を3章までプレイした私が、「2」からプレイしてみようという方向けにどんなゲームなのかを紹介したいと思います。
ガッツリプレイした訳ではないので、完全に初心者向けの内容となりますが、「Path of Exile 2」に興味のある方は是非とも読んでみてください。
Path of Exileとは
「Path of Exile」はハックアンドスラッシュと呼ばれるジャンルのオンラインRPGです。
ハックアンドスラッシュとは、敵がドロップしたり、宝箱から入手できる装備品を集めて、より良い装備でキャラクターを強化し、更に難易度の高いステージにっ挑戦する、を繰り返すストーリーよりもバトルや装備ビルドを楽しむタイプのゲームです。
有名どころとしては「ディアブロ」シリーズがあります。
「Path of Exile」の最大の特徴はそんな「ディアブロ」のようなゲームが基本無料で遊べてしまうということです。
「基本無料」と言いながら、課金しないとロクに遊べないゲームもあったりしますが、本作は倉庫拡張や見た目をオシャレにするための装備以外は完全無料。
つまり、普通にストーリーモードをクリアするレベルの遊び方なら、課金は必要ありません。
(エンドコンテンツなどもっとやり込む場合は倉庫拡張くらいは課金した方が良いようですが。)
この方針は「2」でも継続されるようです。
また、ゲームボリュームも非常に多く、私はまだ序盤の3章までしかプレイしていませんが、それでも10時間程度かかりました。
ストーリークリアやエンドコンテンツなど含めると数百時間は遊べそうな感じです。
「2」はリリース直後はさすがに1ほどのボリュームはないと思いますが、アップデートで長く遊べるゲームになるのは間違いなさそうです。
本作はオンラインRPGなので、拠点となる町などでは他のプレイヤーの姿を見ることができ、パーティーを組んだり、アイテムをトレードしたりすることもできます。
ただパーティー前提の難易度ではなく、ソロでも充分遊べますし、ソロで遊びたい人にもみんなでワイワイ遊びたい人にも対応した難易度になっています。
成長要素
「Path of Exile」のキャラクターを成長させる要素は大きく以下の4つがあります。
- キャラクターのレベルアップ
- パッシブスキルを覚える
- 装備品によるステータス底上げ
- ジェムの装着・ジェムのレベルアップ
①は通常のRPGと同じで、敵を倒すことによって経験値を稼ぎ、一定値が貯まるとレベルアップする仕組みです。
②はレベルアップするごとに1もらえるポイントを使い、上画像左の盤の項目を開放することで行うパワーアップです(FF10のスフィア盤のようなイメージ)。
パッシブスキル開放によってステータスアップや様々な常在能力を覚えることができますが、パッシブスキル選択画面は非常に広大で自由度が高いものとなっています。
③はハクスラの醍醐味である装備品によるパワーアップです。
詳しくは下で説明します。
④のジェムとは武器・盾・胴装備・頭装備・手装備・足装備の装備品に開いている穴に付けられるアイテムのこと。
ジェムは同じ色の穴に装着することができ、戦闘で役立つアクティブスキルが使えるようになったり、アクティブスキルにに連なる穴にサポートジェムを装着することでアクティブスキルを強化したりすることができます(FF7のマテリアのようなシステムです)。
ハクスラ要素
装備品はコモン → マジック → レア → ユニークのレアリティが設定されており、マジック以上のレアリティの装備品にはモッドと呼ばれる特殊効果が付きます(レアリティが高いほどモッドの最大数が増える)。
レアリティの高い装備で、モッド効果が自分のビルドに合っているほど、強い装備と言えます。
また、ユニーク装備は見た目・性能がガラリと変わり、同レベル帯の装備品の中では飛び抜けた性能を持っています。
ただし、自分のレベルやステータス(筋力・知性・器用さ)の数値が装備基準に達していないと装備することはできません。
また装備品に開いている穴が多く、繋がっているほど、ジェムの選択の幅が広がります。
自分が持っているジェムと色が合っているかも重要となります。
装備品そのものの強さ、モッドの質、ジェム穴の数(リンクしているかどうか)、ジェム穴の色と装備品を選ぶ基準は多く、既存の装備品と入れ替えるかどうかをあれこれ悩む楽しみがあります。
「2」では装備品にジェムを装着する形ではなくなり、アクティブスキルを装備し、それぞれのスキルにサポートジェムを付ける形に変更となるようです。
装備品を選ぶ基準が簡単になり、色んなビルドが試しやすくなるかもしれません。
探索をしているとザクザクとアイテムを拾うことができますが、不要なアイテムはNPCに売ることができます。
ただし、販売してもお金が入手できる訳ではなく、鑑定用アイテムなど別の消費アイテム(カレンシーアイテム)との交換となります。
これは人とのトレードでも同様です。
売るアイテムの質やセットによって得られるカレンシーアイテムが異なるので、アイテムが貯まってから販売するかすぐに販売するかも頭を使うことになります。
販売して得られるカレンシーアイテムは後のクラフトなどでも使用することになるので、簡単に入手できるアイテム以外は最初はできるだけ取っておくと良いでしょう。
「2」でもこの物々交換システムは継続する模様です。
ステージと強敵とのバトル
「Path of Exile」で冒険するステージ数は第1章だけで拠点1つ、冒険ステージが14もあります。
1つ1つのステージもそれなりに広く、全てのステージを回るだけでもそれなりに時間がかかります。
何度も同じステージを周回することももちろんできるので、狩りに困ることはありません。
(一度回りつくしたステージも時間が経つと、敵が復活し、マップの内部構造も少し変化します。)
各章にはボスも存在し、1章の場合は2体の固定ボスが登場します。
この他にも各ステージにはランダムに通常よりも強い青文字や黄文字のモンスターが現れたり、急にモンスターが大量発生するようなランダムイベントが発生します。
装備が整っていない時にはかなり手ごわい相手となりますが、レアなアイテムを獲得するチャンスにもなるので、ステージのギミックは積極的に触っていきましょう。
「2」では戦闘のアクション性が増して「1」より難しくなっているようで、ますますやりごたえのある戦闘が楽しめそうです。
「Path of Exile 2」のアーリーアクセスは12月6日にスタートする予定です。
(アーリーアクセスからプレイするためには多少お金がかかるようです。)