「ローグレガシー2(ROGUE LEGASY 2)」はSteamにて2022年4月に正式リリースされ、Switch、PS、Xboxでも販売されているローグライクアクションです。
日本ではそれほど有名な作品ではありませんが、プレイした人の評価は非常に高く、知らないのはもったいない作品だと思います。
私は前作「ローグレガシー」をPS4でプレイしてどっぷりハマリ、「続編もいつかプレイしたいなぁ」と思っていましたが、今年のサマーセールでようやく購入。
期待通りの面白さで一気に1週目クリアできたので、今回はどんなゲームなのかを詳しく解説してみたいと思います。
(今回の記事はsteam v1.2.2の状態でのレビューとなります。)
ローグレガシー2とは
ローグレガシー2では6つのエリアからなる広大なダンジョンを探索します。
ダンジョン内はバラエティ豊かな敵や、多くの罠が仕掛けられており、踏破は困難。
プレイヤーキャラクターはどこかで力尽きてしまうことになるでしょう。
本作の最大の特徴となるのは死亡したキャラクターが完全ロストし、3人の候補から次のプレイヤーキャラクターとなる跡継ぎを選択することです。
要するに「俺の屍を超えていけ」のアクション版といったところですね。
跡継ぎ候補はナイト・レンジャーなどのクラスの他に、所持スペルや特性・骨董品などで特徴づけられており、キャラクターが変わるごとに違ったプレイが楽しめます。
(中には「屁をこき続ける」などゲームプレイとはほぼ関係ないネタ特性もあります)
先代がダンジョン内で稼いだアイテムを使って、スキルツリー開放や鍛冶屋による装備作成、付術師によるルーン作成で恒久的なパワーアップをすることができ、世代を経るごとに徐々に攻略は楽になっていきます。
ちなみに、ダンジョンに潜る際にはゴールドは没収されてしまうため、できるだけ先代の貯めたお金は使い切るようにしましょう。
ダンジョンは入るたびに構造が変化しますが、恒久的なパワーアップを利用して徐々にキャラクターを強化し、各エリアのボスを撃破していきましょう!
豊富なアクション
ローグレガシーシリーズは「世代を繋いで攻略を目指す」「様々なクラスがある」「キャラクターごとに特性がある」などの特徴的なシステムに注目しがちですが、アクションゲームの基本である「動かして気持ちいい」のも評価が高いポイントだと思います。
前作に比べると大幅にアクションが増加しましたが、基本的にどのアクションも気持ちよく、動かしていて楽しいゲームになっています。
本作から追加されたスピンキックは、特定のオブジェクトや弾を蹴り上げて更に高いジャンプができるアクションですが、使う場面が割と多いので早めに慣れておくといいでしょう。
また、ダンジョン攻略の過程で家宝というアイテムが入手できることがあります。
これはキャラクターのアクションを追加・強化するアイテムで、一度入手したら代々引き継がれていくアイテムとなっています。
パワーアップ要素
ローグレガシー2ではダンジョン探索中に、ゴールド、鉱石、ルーン、ソウルという4つのアイテムを集めることができます。
これらは全て恒久強化に使用するアイテムです。
- ゴールド スキルツリーによるパワーアップ、装備品・ルーン作成に使用
- 鉱石 装備品作成に使用
- ルーン ルーン作成に使用
- ソウル スキルツリーなどの更なる強化に使用(1週目はスルーでOK)
特に重要となるのが、スキルツリーによるパワーアップです。
スキルツリーを開放していくことによって、様々なクラスが使用可能になる他、ゴールドの獲得量を増やしたり、様々なステータスを上昇させることができます。
また、上記のアイテムを使った強化以外に、ダンジョン内で敵を倒すことによってXPを獲得し、クラスがレベルアップするとクラスに応じたステータスが恒久強化されます。
個性的な15のクラス
ローグレガシー2はスキルツリーを強化していくことで、最大15のクラスが使用可能になります。
上記画像は比較的序盤にアンロックできる8クラスです。
どのクラスも固有の武器と、秘技と呼ばれる特殊技を持っており、クラスによってプレイスタイルが大きく変わります。
他のブログなどを見ていると、人によって好きなクラスは全然違うようなので、自分の好きなクラスを是非見つけてみてください。
ちなみに私は弓で遠くを攻撃できるレンジャーが好きです。
クラスの特徴については別記事で詳しく書いています。
2Dアクションとしての完成度とアイデアの面白さが組み合わさった良作です。
皆さんも是非遊んでみてください。