Mindustry -資源を集めて防衛網を築くタワーディフェンスRTS

3.5
ゲーム紹介

2023年6月、世間のゲーマーが「ストリートファイター6」や「ファイナルファンタジー16」という国内のビッグソフトに盛り上がる中、私はひたすら「Mindustry(マインダストリー)」をプレイしていました。

「Mindustry」は2019年にSteamで配信開始されたゲームです。

Steam で 50% オフ:Mindustry
リソース管理に焦点を当てたオープンソースのタワーディフェンスゲーム。

Steamでも約1,000円と安いゲームではありますが、実は以下ではPC版やAndroid版を無料で入手することもできます。

Mindustry by Anuke
The automation tower defense game

無料ゲームと侮るなかれ。
このゲーム、そこらの有料ゲームよりよっぽど面白いですし、かなり長く遊べます。

私は2020年にSteam版を購入しましたが、以降時々インストールしては再プレイしています。
今回このブログのネタにと、改めてインストールしてみたところ、また全く新しいモードが追加されていてビックリ。
これをクリアするのに必死になり、ブログの更新が1か月途絶えてしまう本末転倒な事態になってしまいました。

今回の記事では「Mindustry」がどういったゲームかをザックリ解説したいと思います。
無料でもプレイ可能なので、面白そうと思った方は是非遊んでみてください。

(今回の記事はsteam build 145.1の状態でのレビューとなります。)

Mindustry(マインダストリー)とは

Mindustryはピクセル風に描かれたマップに様々な施設を建てて拠点化し、敵の攻撃からコアを守ったり、敵のコアを破壊するタワーディフェンス/リアルタイムストラテジー(RTS)ゲームです。

「Factorio」「Satisfactory」などを知っている方はそれに近いゲームと思ってもらえると分かりやすいでしょう。
これらのゲームに比べると、資源が枯渇しないなど建築がシンプルになっている代わりに、タワーディフェンス・RTS要素が強くなっており、比較的誰でもとっつきやすい作品だと思います。

ステージ攻略型のゲームで、ステージにより「数ウェーブコアを守り切る」と「敵コアを破壊する」の2パターンのクリア条件があります。

どちらが目的でもまずは、拠点建設のために必要な資源をドリルで掘り、資源をコンベアを敷設してコアに送ることになります。
コアに送った資源は建設の材料になります。
またゲームを進めると採掘した資源を工場で加工し、別の材料にしてコアに送るなどの手間も必要になってきます。

「数ウェーブコアを守り切る」クリア条件の場合には、敵の侵攻場所に壁やタレットを設置して、押し寄せる敵ユニットを倒していくことが目的となり、「敵コアを破壊する」クリア条件の場合には製造したユニットを使って、敵基地に侵攻し敵コアを破壊することが目的となります。

目標達成前に自コアを破壊されてしまうと敗北となり、一からやり直しになりますが、建設したものは一部残り、破壊された部分もキーボードのB+マウスドラッグでドラッグした範囲を元通りに建て直すことができます(セルプロのみ)。

研究で新たな施設建造をアンロック!

初期状態では基本的なドリル・コンベア・タレット程度しか使用できませんが、研究を行うことで新たな施設が徐々にアンロックされ、電力施設・資源加工施設・より強力なタレット・ユニットなどが製造可能になります。

研究では大量の資源を必要としますが、この資源はクリア済みの全ステージの資源が使用可能です。
(クリア済ステージはバックグラウンドで資源を自動で集め続けます。)

新しい施設は「新しい資源を入手」「特定のステージスタート・クリア」で開放され、資源を消費することで使用できるようになります。

ちなみに上記画像右の画像はセルプロの研究を全て終了した状態でのものです。
建てられる建設物はかなりの数があることが分かると思います。
また、エレキルでは別の研究ツリーが用意されています。

セルプロとエレキルモード

本作のシングルモードでは、「セルプロ」「エレキル」という2つの星を攻略するモードがあります。
エレキルは昨年末のアップデートで新たに追加されたモードです。
シングルプレイ時には、セルプロとエレキルをいつでも切り替えることができ、「セルプロで詰まったからエレキルをやってみる」といったことも可能です。

セルプロでは攻めてくる敵からコアを防衛するステージが多く、敵コアを破壊するステージは中盤以降になります。
序盤は比較的簡単なステージが多く、ゲームを覚えるのにも適しているので、初心者向けのモードと言えるでしょう。
名前付きのステージを攻略していくことでクリアできますが、他にもクリアと関係ない数字エリアのステージも無数にあり、数字エリアのステージは研究の資源集めに利用することができます。

エレキルは序盤から敵基地を攻めるステージがメインとなるモードで、防衛ステージは少ししかありません。
セルプロと違い、マップが一部分しか見えない、失敗したら最初からやり直しなど様々な違いがあり、全体的に難易度はこちらの方が上です
特に終盤のステージはクリアするのに数時間かかる上、非常に難易度が高くなっています。

セルプロ・エレキルそれぞれの攻略は別記事にて書いています。