Mindustry -セルプロの攻略ヒントとオススメタレット・ユニット

ゲーム攻略

「Mindustry(マインダストリー)」攻略記事1回目。
「Mindustryってどんなゲーム?」という方は以下の紹介記事をご覧ください。

Mindutryでは「セルプロ」と「エレキル」という2つの星を攻略するモードがありますが、今回はセルプロに焦点を当て、各資源の入手方法、防衛戦・敵基地戦の進め方、オススメのタレット・ユニットなど、私が実際にプレイして分かった攻略ヒントを紹介したいと思います。

資源の入手方法(セルプロ)

セルプロではドリルやポンプで直接採取できる資源が9種類(固体7種、液体2種)、加工でのみ入手できる材料が11種類(固体9種、液体2種)が存在します。
このうち、コアに貯めて研究で使用する資源は以下のものになります。

銅・鉛・石炭(少しだけ)・黒鉛・シリコン・メタガラス・チタン・ブラスタニウム・トリウム・フェーズファイバー・サージ合金

この他の資源も固体であればコアに送ることはできますが、集めてもあまり意味はありません。

全ての工場・材料を使いこなす必要はありませんが、何が何に変化するかをすべて把握しておくことで、「この材料が足りない」という場合に代替案が思いつくことも多いです。

特に石炭が足りない場合は、水⇒胞子ポット⇒石油⇒石炭、となるルートがあること、砂が足りない場合はスクラップから作れることは覚えておいて損はないでしょう。
また、チタン、トリウムといった資源が採掘できない最初の方ステージでも分離機やディスアセンブラーの素材を持ち込む(発射台から送る)ことでチタンやトリウムを生産することができるようになります。

ユニット工場や研究で大量に必要になるシリコンはシリコン溶鉱炉を沢山並べて製造する方法以外に、ピラタイト工場を挟んでシリコンクルーシブルを作るという手もあります。
鉛が近くで採れる場合はシリコンクルーシブルの方が意外と効率よくシリコンの大量生産ができるかもしれません。

地形から直接採取できる資源

機械ドリル以上で採掘可:銅:鉛・石炭・砂・スクラップ
空気圧ドリル以上で採掘可:チタン
レーザードリル以上で採掘可:トリウム
機械ポンプ以上で採取可:水、石油

加工で作れる材料

黒鉛圧縮機:石炭×2=黒鉛1(製造速度1.5秒)
マルチ圧縮機:石炭×3、水×6、108電力=黒鉛2(製造速度0.5秒)
シリコン溶鉱炉:石炭×1、砂×2、30電力=シリコン1(製造速度0.66秒)
溶解炉:鉛×1、砂1、36電力=メタガラス1(製造速度0.5秒)
プラスタニウム圧縮機:チタン×2、石油15、180電力=プラスタニウム1(製造速度1秒)
フェーズ織機:トリウム×4、砂×10、300電力=フェーズファイバー1(製造速度2秒)

ピラタイトミキサー:石炭×1、鉛×2、砂×2、12電力=ピラタイト1(製造速度1.33秒)
融合機:スクラップ×1、電力60=スラグ12(製造速度0.16秒)
分離機:スラグ×4、電力66=銅/鉛/黒鉛/チタンをランダム生成(製造速度0.58秒)
ディスアセンブラー:スクラップ×1、スラグ×7.2、240電力=黒鉛/砂/チタン/トリウムをランダム生成(0.25秒)
粉砕機:スクラップ×1、30電力=砂1(製造速度0.66秒)
石炭遠心分離機:石油×6、42電力=石炭1(製造速度0.5秒)

冷却ミキサー:チタン×1、水×12、60電力=冷却水12(製造速度2秒)
培養機:水×18、80電力=胞子ポット1(製造速度1.66秒;地形により変化)
胞子圧縮機:胞子ポット×1、42電力=石油18(製造速度0.33秒)
石油抽出機:砂×1、水×9、180電力=石油15(製造速度1秒;地形により変化)
シリコンクルーシブル:石炭×4、砂×6、ピラタイト×1、240電力=シリコン8(製造速度1.5秒:地形により変化)
化合物ミキサー:ピラタイト×1、胞子ポット×1、24電力=爆発性化合物1(製造速度1.33秒)
合金溶鉱炉:銅×3、鉛×4、チタン×2、シリコン×3、240電力=サージ合金1(製造速度1.25秒)

防衛の基本(全モード共通)

ここからは「Mindustry」全てのモードに共通のプレイの基本を解説します。

第一に覚えておきたいのは、スペースキーで時間を止められるということです。
時間を止めている間は建築物の仮置きをすることができ、どのようにコンベアを敷くかなどを時間をかけて試行錯誤することができます。
間違えた場合はマウスの右ボタンを押した状態でドラッグすればドラッグ部分の仮置きを削除し、やり直すことができます。
ポーズ中に試行錯誤することで資源の無駄遣いを無くすことができ、敵が登場するまでの時間にしっかり防衛体制を整えることができます。

二番目に覚えておきたいことは、自分が思った通りに設備が動作しているか確認することです。
ありがちなミスとして、工場から意図しないコンベアに材料が流されて詰まったり、コンベアの交差が上手くいかず、材料がごちゃ混ぜで流れてしまったりといったことがあります。
このような事態になっていると設備が思ったように動いてくれません。
ミスは慣れていても起こることがあるので、しっかり動作を確認し、必要に応じて素早く修正することが大切です。
敵が来た後で気づいて手遅れになることも…。

三番目に覚えておきたいことは、敵の出現位置から敵の侵攻ルートを予想することです。
敵は基本的に出現位置から最短ルートでプレイヤーのコアを狙いにやってきます。
敵が陸軍(アトラックス系を除く)や海軍の場合は、最短ルートの道を壁で閉じることで、障害物のない中での最短ルートを通るようになっています。
そのため、ある程度プレイヤーが侵攻ルートを操作することができます。
一方、空軍やアトラックス系のユニットは壁を無視して進むことができるため、壁を置いても移動を制限することができません。

四番目に覚えておきたいことは、予想した侵攻ルート上に壁やタレットといった防衛施設を建造することです。
本作ではコアの近くには生産施設などを多く建てる必要があるため、コアの近くではそれらの施設にも被害が及んでしまいます。
そのため、敵を引き付けるよりもなるべく拠点から離れた敵の侵攻ルート上に防衛網を敷き、1か所で一気に仕留めるのが定石です。
敵の出現位置近くにズラリと壁やタレットを並べて出オチを狙うのもアリ。
ただし、敵出現位置の円の中は敵が出現するのと同時に建造したものが自動的に破壊されてしまうので、タレットや壁は円の外に建造するようにしましょう。

防衛戦の流れ

上記の基本を押さえた上で、実際の防衛戦ステージの流れを解説します。

ステージが開始すると、ウェーブ1で敵が登場するまでにしばらく準備時間があります。
この間に最低限しておきたい準備は以下の3つです。

  • 基本資源(最低限、銅と鉛)の採掘を行い、コアへ送る
  • 壁を設置し、侵攻ルートを限定する(敵に壁を越えられない陸軍がいる場合)
  • 敵の侵攻上に壁と少量のタレットを設置する

銅・鉛は大抵の建設で必要になります。
特に銅はある程度の量を採掘していても、ゲーム序盤はカツカツになりがち。
ゲームスタートしたら真っ先に集めておきたい資源です。

続いては壁・タレットの設置です。
空軍やアトラックス系が登場しないステージかどうかはやってみないと分かりませんが、基本的に行ってほしくない通路は壁で塞いでおくのが安全かなと思います。
また、敵の侵攻上にも壁+タレットを設置します。
最初のうちは敵の数が多くないので、タレット数基あれば敵は捌けます。
対空タレットが間に合わない場合は、自機の攻撃で撃墜することも可能なので、空軍の侵攻ルートだけ確認しておきましょう。

ウェーブがスタートした後は、以下の物を防衛の合間にせっせと建設していきます。

  • 電力施設
  • タレット周辺に修復機
  • 加工工場(黒鉛・シリコンなど)
  • 上級資源(チタン・トリウムなど)の採掘
  • 防衛施設の増設

これらの施設建造も、1ウェーブ前にできるならやっておいた方が良いです。
ステージにもよりますが、基本的に上から優先順位が高い順番となります。
電力施設+修復機があれば、敵が登場しても勝手に撃墜し勝手に壁やタレットを回復してくれるので、他の作業がはかどります。

多くのステージで最終ウェーブ近くになると、強力なガーディアンが登場します。
中にはそれまでの雑魚ユニットと桁違いの強さを誇るガーディアンもいたりするので、それまでのユニットが簡単にさばけたからと言って油断せず、防衛施設はその時できる最高の物を用意しておくようにしましょう。

侵攻戦(敵基地)の流れ

セルプロの中盤以降に登場する敵基地ステージは防衛戦と違い、守っているだけではいつまで経ってもクリアできません。
ユニット製造工場を建設し、製造したユニットを進軍させて敵コアを破壊する必要があります。

敵基地ステージも防衛ステージと同様にウェーブごとに敵ユニットが登場し自コアを狙ってきます。
更に敵基地内にユニット製造工場がある場合はそこからも敵ユニットが攻めてきます。
防衛と侵攻のバランスを考えた立ち回りが必要となるため防衛ステージよりも難易度が高く、最初はどうしたらクリアできるのか悩むかもしれません。

侵攻戦の考え方としては

  • 守りを固めてじっくり準備を進めて敵基地を落とす
  • 敵のユニットが弱いうちに短期決戦で決める

の2通りがあると思いますが、基本的に後者がオススメです。
なぜなら、一定のウェーブが経過すると、敵の強力なガーディアンが登場するためです。
ガーディアン対策や壊れた設備の修復に追われているうちにジリ貧となり、負けてしまうパターンが多く、敗北した時の精神的ダメージも大きいです(時間がめちゃくちゃかかるため)。

短期決戦では敵のガーディアンが登場する前に一気に敵コア破壊を目指します。
素早くユニット工場を建設し材料を流し込む形を構築するため、なるべく多くの資源を他のステージから持ち込むのがオススメです。
ステージが開始したら、以下の流れで作業を進めていきましょう。

  • 銅を採掘しコアに運ぶ(持ち込み資源だけだと銅が不足しやすいため)
  • 石炭を採掘し、電気施設を稼働させる(タービン発電など)
  • 砂・鉛・石炭を採掘し、シリコン工場・黒鉛工場を建設
  • ユニット工場を建設
  • シリコン・鉛・黒鉛などのユニット作成に必要な資源はコアに送らず、全てユニット作成に回す
  • ある程度ユニットが貯まったら、タレットの攻撃を受けにくい敵の防衛網の穴を見つけて進軍
  • 全てのユニットがやられたら再びユニットが貯まるまで待ちつつ、生産設備を増強する
  • ユニットが貯まったら進軍の繰り返し

このように敵基地戦では資源集めは後回しにし、ユニット製造に全力を注ぐと短期決戦がやりやすくなります。
この方法だとタレット作成をする余裕がないので、防衛も基本的にユニットに任せることになります。
敵が通る場所にユニットを配置し、確実に仕留められるようにしておきましょう。

ただTier3以上のユニットがいないと攻略が厳しいステージでは準備に時間がかかるため、ユニットが集まる前に攻め込まれて負けるパターンもあります。
このような場合には適度にタレットも作る必要がありますが、守りより攻めを意識して短期決戦を目指すのは一緒。
いかに効率よくユニット製造できるかを考えましょう。

オススメのタレット・ユニット

防衛戦の要となるタレット。
その中でも個人的に使いやすいタレットを紹介します。

スキャッター

対空専用タレット。
弾は鉛かスクラップが使用できます。
地上の敵には全く効果がありませんが、その分空軍には絶大な効果を誇り、ガーディアンなどの強力なユニット以外はほぼこれで対処可能です。
最初のステージからスペクターを並べられるようになる最終盤までお世話になるタレットです。

ヘイル

対地上用タレット。
弾は黒鉛、シリコン、ピラタイトが使用できます。
黒鉛が作成できるようになって以降、チタンが取れないステージで重宝します。
作成難易度が低く、手軽に作りやすい黒鉛を弾にできるので、ずらりと並べて弾幕を張りましょう。
チタンが取れるステージでは弾が同じなので、リップルへの乗り換えもしやすいです。

リップル

対地上用タレット。
弾は黒鉛、シリコン、プラスタニウム、爆発性加工物、ピラタイトが使用可能です。
攻撃範囲が非常に広く、壁に損害が出る前に敵を倒しやすい特徴があります。
以前のバージョンでは非常に強いタレットでしたが、最近は弾がばらけるようになりこれだけで終盤まで行くのはきつくなりました。

ヒューズ

対地対空用タレット。
弾はチタン、トリウムが使用可能です。
攻撃範囲は狭いですが、高い攻撃力で陸軍・空軍ともに対応しています。
並べれば中盤~後半ステージの強力なガーディアンもいっぺんに沈められる火力があります。
弾がお手軽なのも嬉しいポイントです。

スペクター

対地対空用タレット。
弾は黒鉛、トリウム、ピラタイトが使用可能です。
広い攻撃範囲、対地対空両用、高い攻撃性能と隙のないタレットで、最終盤の汎用タレットとしてオススメです。
作成には大量のサージ合金が必要なのが難点ですが、大量に並べれば勝ったも同然。

メルトダウン

対地対空用タレット。
弾は必要ありませんが、1020電力と、水or冷却水が必要です。
ターゲットに一定時間レーザーを照射し、短時間で大量のダメージを与える最終兵器です。
通常の敵にはスペクターの方が優秀ですが、最終盤のステージではガーディアン対策としていくつか配備しておきたいところです。
同じクラスのフォーシャドウでも良いですが、こちらは弾にサージ合金が必要となるため、こちらの方が少しお手軽です。

ユニットは敵基地への侵攻戦で攻撃の要となります。
上記画像ではTierごとに2体ずつオススメユニットを紹介しています。

ダガー

陸軍のダガー系Tier1ユニット。
Tier1ユニットの中では比較的長射程を持ち、攻撃力も良好なユニットです。
序盤の敵基地ステージではダガーを大量生産し、デュオ程度しかない侵攻経路を見つけて一気に勝負を決めるのが短期決戦のポイントになります。

モノ・ポリ

空軍のモノ計Tier1、2ユニット。
モノとポリは攻撃用ユニットではなく、サポートで輝きます。
モノは銅と鉛を自動で採掘し、コアに送り続けます。
ポリは破壊された施設を自動で建て直ししたり、自機の製造速度を早めるサポートをしたり、ダメージを受けた施設やユニットを回復します。
敵基地を短期決戦で落とすにはあまり向いているユニットとは言えませんが、防衛ステージなどで作っておくと意外と役立ちます。

アトラックス

陸軍のクローラー系Tier2ユニット。
壁を無視して進むことができ、スラグ弾で攻撃します。
基本ダメージに加えて溶解ダメージを与えるため、石炭を集めている敵基地などを一気に崩壊させやすいのがポイントです。

フォートレス

陸軍のダガー系Tier3ユニット。
29ブロックという長射程の範囲攻撃を持ち、短い射程のタレットなら範囲外から壊すことができます。
Tier3のユニットの中では最も使いやすいユニットだと思います。

ゼニス

空軍のフレア系Tier3ユニット。
移動速度が早く、追尾ミサイルの使い勝手も良い非常に便利なユニットです。
敵基地は対空タレットが多く配備されているため、単体だと厳しいですが、陸軍ユニット対空ユニットを潰した後なら大暴れすることができます。

アーキッド

陸軍のクローラー系Tier4ユニット。
壁を無視して進める他に、敵の施設やユニットにダメージを与えると体力を回復する機能を持っており、生存率が高いです。
Tier4の割のは比較的動きも早いため、素早く敵コアを攻めるのにも向いています。

アンタンブラ

空軍のフレア系Tier4ユニット。
ゼニスから極端に移動速度は遅くなったが、その分高火力な攻撃を備え、範囲外からタレットを潰せる場面も多くなっています。

オクト

モノ系Tier5ユニット。
攻撃能力はないが、敵の攻撃を無力化するフォースフィールドを展開し、味方ユニットの損害を防いでくれます。
また、味方ユニットの回復効果もあり、サポートとしてはこれ以上ない存在です。
他のモノ系ユニット同様、侵攻戦より防衛戦向きユニットですね。

オムラ

海軍リッソ系Tier5ユニット。
海軍ということで活躍できる場面はほとんどないですが、空軍Tier1のフレアを時間ごとに自動生産し、範囲62ブロック1250ダメージのレーザー弾を放つトンデモユニットになっています。
セルプロ最終ステージでは拠点を守り、オムラが1体作れれば勝ち確です。

おまけ:エリアへの再侵攻について

セルプロの終盤のステージは、隣に数字の敵基地ステージが多数配置されており、一度クリアしても再侵攻されるという事態がたびたび起こります。
守ることもできますが、侵攻されるたびに敵がどんどん強くなっていく上、数字の敵基地ステージをクリアしない限り何度も侵攻される可能性があります。
そして、数字の敵基地ステージも非常に難易度が高くなっています。

普通にシナリオクリアを目指すのであれば、基本的に再侵攻は無視し、落とされた後に再度取り返した方が楽です。
できるだけ敵に侵攻される前に最終ステージまで一気にクリアしてしまいましょう!
全てのエリアコンプリートを目指す場合にも、全部の研究ツリーを埋めてから挑んだ方が楽だと思います。

次回の記事ではもう1つの新モード「エレキル」の攻略に役立つヒントを書いてみたいと思います。