Slay the Spire -ディフェクトの特徴とデッキ作成例

ゲーム攻略

「Slay the Spire(スレイザスパイア)」のキャラクター記事3弾。

今回はディフェクトの特徴とデッキ作成例を紹介したいと思います。

ディフェクトの特徴

ディフェクトは「自我に目覚めたオートマトン」ということで、オーブという周りに浮かんで自動で動くファンネルようなものを自在に操り戦います。
初期HPはアイアンクラッドに次いで2番目に高いですが、サイレントのように防御性能が高くないので、案外脆く感じます。

初期レリック「ひび割れたオーブ」は、戦闘開始時にライトニング1を生成するというもの。
序盤において、ライトニング1は非常に重要な攻撃手段となります。

ディフェクトが使用する青のカードには以下のような特徴があります。

4種類のオーブを生成する

ディフェクトの最大の特徴であるオーブには以下の4種類があります。

自動効果解放効果
ライトニングランダムな敵に3ダメージランダムな敵に8ダメージ
フロスト2ブロック5ブロック
ダーク解放した時のダメージを6増やす最もHPが低い敵に6ダメージ
プラズマターン開始時、1エナジーを得る2エナジーを得る

オーブ生成の効果があるカードは全部で16種類ありますが、ライトニングを生成するカードが最も多く、ダークやプラズマは生成できるカードが少ないという特徴があります。

オーブを活用するデッキの場合、ライトニングやダークを生成するなら本体は防御に比重を置く、フロストを生成するなら本体が攻撃する、という感じで、オーブとディフェクトの役割分担を考えながらデッキ構築するのが重要です。

名前種類コスト効果
ザップスキル1(0)ライトニング1を生成する
ボールライトニングアタック17(10)ダメージを与える
ライトニング1を生成する
ストームパワー1(天賦)
パワーをプレイするたび、ライトニング1を生成する
テンペストスキルXライトニングX(X+1)を生成する
廃棄
静電放電パワー1攻撃によってダメージを受けるたび、ライトニング1(2)を生成する
電気力学パワー2ライトニングがすべての敵を攻撃するようになる
ライトニング2(3)を生成する
冷静沈着スキル1フロスト1を生成する
カードを1(2)枚引く
寒波アタック16(9)ダメージを与える
フロスト1を生成する
氷河スキル27(10)ブロックを得る
フロスト2を生成する
寒気スキル0(天賦
敵1体につきフロスト1を生成する
廃棄
暗黒スキル1ダーク1を生成する
(全てのダークオーブの自動効果を使用する)
自暴自棄アタック2敵全体に10(14)ダメージを与える
ダーク1を生成する
融合スキル2(1)プラズマ1を生成する
メテオストライクアタック524(30)ダメージを与える
プラズマ3を生成する
混沌スキル1ランダムなオーブを1(2)つ生成する
レインボースキル2ライトニング1、フロスト1、ダーク1を生成する
廃棄(廃棄なし)
()内はアップグレード後の性能です

集中力を増やすカード

「集中力」はオーブの性能に関わるバフです。
集中力が1上がるごとにライトニング・ダークのダメージを1増やし、フロストのブロックを1増やします。
プラズマは集中力による性能変化はありません。

集中力を上げるカードは以下の3枚があります。
初期値のオーブでは効果が物足りなくなることが多いので、オーブを主体に戦うなら是非ともデッキに入れておきたいカードです。

名前種類コスト効果
デフラグパワー1集中力1(2)を得る
消尽スキル2集中力2(3)を得る
オーブスロットを1つ失う
認知偏向スキル1集中力4(5)を得る
ターン開始時、集中力1を失う
()内はアップグレード後の性能です

オーブを解放(消費)したり集中を消費するカード

オーブはオーブスロットが3つの場合、4つ目のオーブを生成すると、一番古いオーブが自動的に解放能力を使用し、消滅します。
それ以外にもカードを使用して複数回解放するなど特殊な解放やオーブを消滅させることで、別のメリットを生み出すカードが4種類存在します。

また、オーブの能力を向上させる集中を敢えて消費することにより、別の恩恵を受けるカードが3種類あります。

これらのカードは使い方によって強力な効果を発揮しますが、使い方を間違えるとピンチを招くこともある諸刃の剣です。
使いどころには充分注意しましょう。

名前種類コスト効果
デュアルキャストスキル1(0)先頭のオーブを2回解放する
再帰スキル1(0)先頭のオーブを解放する
その解放したオーブを生成する
マルチキャストスキルX先頭のオーブをX(X+1)回解放する
核分裂スキル0すべてのオーブを取り除く(解放する)
取り除いた(解放した)オーブ1つにつき1エナジーを得てカードを1枚引く
廃棄
再構成スキル1集中力2を失う
筋力2を得る
敏捷性2を得る
ハイパービームアタック2敵全体に26(34)ダメージを与える
集中力3を失う
認知偏向スキル1集中力4(5)を得る
ターン開始時、集中力1を失う
()内はアップグレード後の性能です

0コストのカードが豊富

ディフェクトは0コストで使用できるカードが豊富で、アップグレードして0コストになるカードを含めると、なんと18種類もあります。

これらのカードは安く使用できますが、コストの高いカードに比べて効果が弱いものが多いです。
ただ大量に入れても、無駄にエナジーを余らせる弱いデッキになってしまいますが、何度も手札に戻して使用するカードと使用することで、何度も0コストカードを連発して大きな効果を発揮します。

名前種類コスト効果
ザップスキル1(0)ライトニング1を生成する
デュアルキャストスキル1(0)先頭のオーブを2回解放する
スチームバリアスキル06(8)ブロックを得る
この戦闘中、このカードのブロック値が1低下する
ビームセルアタック03(4)ダメージを与える
弱体1(2)を与える
再帰スキル1(0)先頭のオーブを解放する
その解放したオーブを生成する
加速スキル02(3)エナジーを得る
空虚を1枚捨て札に加える
アタック03(5)ダメージを与える
この戦闘中、すべての爪は追加で2ダメージを与える
目潰しアタック03(4)ダメージを与える
敵が攻撃を予定している場合、脱力1(2)を与える
FTLアタック056ダメージを与える
このターンにプレイしたカードが3(4)枚未満の場合、カードを1枚引く
オーバークロックスキル0カードを2(3)枚引く
火傷を1枚捨て札に加える
ダブルエナジースキル1(0)エナジーを2倍にする
廃棄
ホワイトノイズスキル1(0)ランダムなパワーを1枚手札に加える
このターン、そのコストは0
廃棄
リサイクルスキル1(0)カードを1枚廃棄する
そのコストに等しいエナジーを得る
寒気スキル0(天賦)
敵1体につきフロスト1を生成する
廃棄
起動シーケンススキル010(13)ブロックを得る
天賦
廃棄
再起動スキル0すべてのカードを山札に戻す
カードを4(6)枚引く
廃棄
核分裂スキル0すべてのオーブを取り除く(解放する)
取り除いた(解放した)オーブ1つにつき1エナジーを得てカードを1枚引く
廃棄
検索スキル0山札から1(2)枚のカードを選び、手札に加える
廃棄
()内はアップグレード後の性能です

山札や捨て札から手札に持ってこられるカード

ディフェクトには山札や捨て札から、カードを持ってこられるカードが4種類もあります。

早めに使いたいパワーカードを探すのに便利な「検索」、0コストのカードを大量に引き込める「スクレイプ」「フォールフォーワン」、状況に合わせて捨て札から自由にカードを持ってこられる「ホログラム」と用途に応じて使い分けましょう。

名前種類コスト効果
ホログラムスキル13(5)ブロックを得る
捨て札のカード1枚を手札に戻す
廃棄(廃棄なし)
検索スキル0山札から1(2)枚のカードを選び、手札に加える
廃棄
スクレイプアタック17(10)ダメージを与える
カードを4(5)枚引く
この方法で引いた0コスト以外のカードを捨てる
オールフォーワンアタック210(14)ダメージを与える
捨て札にある0コストのカードすべてを手札に戻す
()内はアップグレード後の性能です

ランダムにカードを生成する

ランダム生成するタイプのカードは各キャラクターに1種類ずつ用意されていますが、ディフェクトは特別に3種類もあります。

各キャラクターのランダム生成カードに対応した「ホワイトノイズ」を除き、他の2種類は毎ターンカードを生成する能力を持っています。
デッキにない「欲しかった1枚」が登場することもあれば、デッキを圧迫するだけの無駄カードが出現することもある運カードですが、デッキがまとまっていない時などには役立つことも多いです。

名前種類コスト効果
ハロー・ワールドパワー1(天賦)
ターン開始時、ランダムなコモンのカードを手札に加える
ホワイトノイズスキル1(0)ランダムなパワーを1枚手札に加える
このターン、そのコストは0
廃棄
クリエイティブAIパワー3(2)ターン開始時、ランダムなパワーを手札に加える
()内はアップグレード後の性能です

序盤に見たら取りたいカード

ここではゲーム序盤、まだデッキのコンセプトが決まっていない時にでも迷わず取りたいカードを3種類紹介します。
選定基準は以下の2つです。

  • 序盤の戦闘で活躍する
  • どんなデッキに入ってもあまり邪魔にならないカード

ホログラム

3ブロックを得て、捨て札のカードを手札に持ってこられる廃棄付きのスキルカードです。
アップグレードすると、5ブロックに増加し、廃棄が削除されます。

ブロックは微々たるものなので、防御用には向きませんが、一度使ったカードをすぐに再利用できるのはとても有用です。
全てのデッキで使い道のあるカードだと思います。

再帰

先頭のオーブを解放し、同じオーブを再生成するスキルカードです。
アップグレードすると、1コストから0コストになります。

アップグレードすると0コスト、そして使ってもオーブが無くならない、という手軽さから私は大体入れています。
デッキによって重要度は変わりますが、特にコスト0デッキやビームデッキでは繋ぎとして大活躍してくれるはずです。

強化ボディ

7ブロックをX回発動するスキルカードです。
アップグレードすると9ブロックをX回になります。

ディフェクトはフロストデッキ以外では防御がおろそかになりがちです。
その理由はエナジー不足というよりも、毎ターン一定数のブロックを稼げるカードが引けずに、敵の大ダメージをモロに受けるという事故が起こりやすいため。
そんな時に「強化ボディ」はエナジーさえあれば、1枚で大量ブロックを稼いでくれる心強い1枚となります。

ディフェクトのデッキ作成例

ライトニングデッキ

ライトニングオーブを生成しまくり、「サンダーストライク」で仕留める攻撃的なデッキです。
軸となるカードはライトニングの攻撃が全体化する「電気力学」、ライトニングを生成した数×7ダメージを与える「サンダーストライク」で、他にも「静電放電」や「テンペスト」などの大量にライトニングを生成するカードや、防御を固めるためのカードが必要となります。

完成すれば雑魚でもボスでもかなり素早く倒すことができ、「サンダーストライク」による大ダメージは非常に気持ちいいです。
オーブによる攻撃はトゲの反撃を受けないというメリットもあります。

課題は替えの効かないレアカードを複数枚求められるために、デッキの作成難易度が高いということです。
中途半端だと短期決戦に持ち込めずにやられてしまいやすいので、フロストオーブとの混合デッキにする方が安定しやすいでしょう。

フロストデッキ

フロストデッキはフロストオーブを生成するカードとオーブの能力を高めるカードを使用し、ガチガチに防御を固めるデッキです。
軸となるカードは「氷河」「デフラグ」「コンデンサ」辺りです。
攻撃するカードとしては「集中砲火」が最もかみ合いが良いですが、他にも全体攻撃ができる「ビーム一掃」や敵のブロックを外せる「溶解炉」などが数種類揃えていると安心です。

「デフラグ」「コンデンサ」をアップグレードし、6つのフロストオーブを浮かべておけば、それだけで30ブロックになるので、なかなか防御が破られる心配はありません。
「堕落の心臓」戦でもかなり安定感のあるデッキとなっています。

課題は攻撃カードが揃っていないとパンチ力が足りないことです。
「防御」などの不要カードは早めに削除して、攻撃力も高めておきましょう。

コスト0デッキ

コスト0のカードを大量に入れ、「オールフォーワン」で何度も使い回すデッキです。
軸カードとして「オールフォーワン」は必須、他に「爪」などの0コスト攻撃カード、デッキを回すための「ホログラム」「スキム」辺りが欲しいですね。

コスト0のカードは割と何でも良いですが、「加速」「オーバークロック」はデッキの回転が阻害されるのであまりオススメはしません。
また「オールフォーワン」で手札に戻る数を多くしようと欲張ってコスト0を入れまくると、エナジーを無駄に残すターンが多くなってしまうので、ある程度厳選して入れましょう。
初期カードの「ザップ」「デュアルキャスト」などもアップグレードしてコスト0にしておくと便利です。

課題となるのは3章ボス「タイムイーター」や「堕落の心臓」の存在です。
どうしても大量にカードを使用するデッキになりますが、これらの敵との相性は最悪です…。
もしもこれらの敵と戦う場合は、ポーションやレリックの力も借りて頑張ってください。

ビームデッキ

集中力を捨てて、「ハイパービーム」や「メテオストライク」で戦うド派手なデッキです。
軸カードは「再構成」「ハイパービーム」「融合」辺りで、特に「再構成」は2枚以上あった方が良いかもしれません。
「メテオストライク」はあってもなくても大丈夫です。

「再構成」をアップグレードして使うと筋力と敏捷性がガンガン上がるので、意外とオーブがなくても強いです。
オーブスロットはプラズマオーブ専用となるので、「ザップ」は「ストライク」や「防御」よりも削除の優先度が高いかもしれません。

課題はこのデッキに移行するタイミングです。
「再構成」が早く入手できれば話が早いのですが、その前に「ザップ」などのオーブ関連をアップグレードしていると移行するか悩むことになります。

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