DYSON SPHERE PROGRAM -敵勢力ダークフォグの戦い方と活用法

ゲーム攻略

DYSON SPHERE PROGRAM(ダイソンスフィアプログラム)攻略第4回。

以前の記事はコチラ(昔のバージョン時に書いたものなので若干今と異なる可能性があります)

今回の記事では2023年12月のアップデート“Rise of the Dark Fog”で追加された敵勢力「ダークフォグ(DARK FOG)」とそれに関連する戦闘要素について解説したいと思います。
ダークフォグの対策に難儀している方は是非参考にしてみてください。

私は以前の攻略記事を書いた時にがっつりクリアまでプレイしましたが、今回のバージョンアップで再び最初から再スタートしダークフォグの全アイテムが出るまで、年末年始はひたすら本作をプレイしていました(年末セールで別の作品も買ってたのに…)。
やはり一度始めるとf辞め時が分からなくなる時間泥棒なゲームです。

※今回の記事は早期アクセス(v.0.10.28.21308)の状態でプレイしたものとなります。
また本作はまだ正式に日本語対応していないため、私は非公式の日本語MOD(コチラ)を使用しており、非公式日本語MODの用語で解説しています。

ダークフォグ(DARK FOG)とは

ダークフォグ(DARK FOG)とは2023年12月の大規模アップデートで追加された敵対勢力のこと。
これまで平和だった「ダイソンスフィアプログラム」の宇宙開発でしたが、敵対勢力の登場により難易度が上昇することになりました。

ダークフォグは勝手に増殖を続ける機械生命体です。
宇宙を拠点に各惑星に次々と基地を築き、タレットやドローン兵士を次々製造していきます。
そのため敵ドローンを倒しても無限に沸いてくる、敵の拠点を落としてもしばらくすると勝手に新たな拠点を作るなどかなり厄介な存在です。
さらにダークフォグの近くにあるプレイヤーの建物を攻撃したり、脅威度が貯まることでプレイヤーの基地に襲撃を仕掛けてきます。

一方プレイヤー側にはダークフォグに対抗するための防衛施設・兵器が追加されており、他の施設同様に研究で強力な施設をアンロックすることができるようになっています。
ダークフォグを完全に滅ぼすことはできないので、適度に相手をしつつ、上手にお付き合いしていく必要があります。

ダークフォグ対策兵器

アップデートではダークフォグと同時に多数の防衛アイテム・建築物が追加されています。
ここでは追加された防衛施設・兵器を紹介したいと思います。

タレット

タレットは設置して使用する防衛施設です。
防衛の自動化には欠かせない施設であり、対ダークフォグの主力兵器でもあります。
現在のところ、全部で5種類のタレットがあります。

ガウスタレット

自動小銃系のタレット。
動かすには、電力とマグナム弾系の弾丸が必要です(弾はタレット横の穴にコンベアを通すことで自動装填することができます)。
タレット・弾丸ともに作りやすく、大量に置けるのがメリット。
一方で射程が短く、ダメージも他のタレットと比べると控えめなので、大量に置いて他のタレットの壁としたり、物量でダメージを稼ぎましょう。

ミサイルタレット

敵を追尾するミサイルを発射するタレット。
動かすには電力とミサイルセット系の弾丸が必要です。
作れる順番的には2番目ですが、弾丸となるミサイルセットの生産に比較的材料が多く必要になるため、安定生産させるのに少し苦労します。
ミサイルタレットは他のタレットとは異なり、射程が関係ありません。
シグナルタワーの範囲内に敵が入ると反応し、どんなにミサイルタレットから離れていても敵に向かって発射されます。
この特徴から、地上基地の破壊にうってつけの兵器と言えます。

炸裂弾

範囲攻撃できる大砲を発射するタレット。
動かすには電力と砲弾系の弾丸が必要です。
射程が広くて範囲攻撃なので、1台でも設置しておくと、ガウスタレットだけよりもかなり安定するようになります。
ただ、その射程の広さから設置の仕方をミスると、延々と敵を攻撃し続けることも…。

レーザータレット

近距離のレーザー攻撃を行うタレット。
弾丸を必要とせず、電力のみで動きます。
射程がガウスタレットと同程度ですが、ダメージはこちらの方が上。
電力にかなり余裕があるなら、ガウスタレットを置き換えるのもあり?
私は数台設置する程度にしか使っていません。

プラズマタレット

宇宙へプラズマ砲を放つ巨大なタレット。
動かすには電力とプラズマカプセル系の弾丸が必要です。
現状、宇宙戦は地上戦に比べて影が薄く、宇宙戦をするメリットもないので宇宙戦は避けるべきですが、それでも襲撃用に数台は設置しておきたいです。
ダイソンスフィアプログラムを始める時が設置時です。
置く場所は基本惑星のどこでもOKっぽいです。

マグナム弾・ミサイルセット・砲弾の各種弾薬はイカロスに装備させることもできます(3セットまで)。
イカロスはzキーを押すことで射撃モードになり、その状態で敵に照準を向けマウスクリックで弾を発射します。
基本はタレットやドローンに攻撃を任せた方が良いですが、いざという時の防衛用に。

ドローン

ドローンは自動で攻撃を行う兵器で、イカロスに追従させたり、戦闘分析基地に設置することが可能です。
地上戦向けと宇宙戦向けのドローンがあります。

プロトタイプドローン

最初に作れるようになる地上戦向けドローン。
これを材料にアタックドローンを作れるので、大量生産していても問題ありません。

精密ドローン

遠距離攻撃を得意とする地上戦向けドローン。
アタックドローンよりも劣る上、プロトタイプドローンと違い材料にもならないので、繋ぎで作るくらいか。

アタックドローン

地上戦向けドローンの最上級モデル。
最上級でも壊れやすさは変わらないですが、敵への攻撃性能はそこそこあり、大量に装備しておけば着陸時に敵基地に突っ込んだ時に延命できる可能性が上がります。

コルベット

宇宙戦向けの小型ドローン。
デストロイヤー1機分のところに6機配置できます。
どちらが良いのかはよく分かりません。

デストロイヤー

宇宙戦向けの大型ドローン。
かなり巨大な宇宙船で、まさに最終兵器といった見た目ですが、α巣の前では簡単に溶けていきます。
ただ、宇宙からの襲撃時にはかなり敵を倒してくれる印象です。

その他の設置物

ある意味、タレットやドローンよりも重要な戦闘をサポートする建築物です。

戦場分析基地

敵から攻撃を受けた建物の修復、地上戦ドローンの展開、敵がドロップしたアイテムの自動回収など色んな機能を兼ね備えた設置物。
起動には電力が必要です。
地上戦用タレットと同時に設置しておきましょう。

シグナルタワー

敵を引き寄せるシグナルを発する設置物で、テスラタワーのような送電施設の役割も持っています。
タレットの近くに設置し、他の建物に攻撃に行かせないのが基本的な使い方となるでしょう。
また、シグナルタワーの範囲内に敵が侵入してきた場合にミサイルタレットが攻撃を行うようになっており、ミサイルを誘導する役割としても使用できます。

惑星シールドジェネレーター

惑星を覆うシールドを展開する設置物で、シールドのある部分は敵の宇宙からの攻撃を防ぎ、敵基地の設置も防ぎます。
惑星全てを(薄くても)防御するには最低8~10本程度設置が必要です。
1本設置するにもかなりの電力消費が必要になるので、活躍するのは小型核融合発電所ができるようになってからでしょう。

ダークフォグの対処方法

脅威度と襲撃

ダークフォグの各基地には脅威度(プレイヤーを脅威とみなす度合い)が設定されています。
地上基地の脅威度は各種工場や採掘機の稼働などで貯まっていくようで、稼働する建物が多いほどに脅威度の上がりが早くなります。
脅威度が100%になるとダークフォグによる襲撃が発生し、プレイヤーが設置した建築物を破壊するために遠征にやってきます。
タレットなどで撃退して対処しましょう。
放置すると好き放題破壊し、しばらく暴れたら帰っていきます(惑星内の全ての建物が壊されるわけではなく、基地から一定範囲内の建物のみを狙うようです)。

一方宇宙の脅威度は序盤はα巣に近づかない限りほとんど上がることはありませんが、地上基地の空中に浮かぶ惑星ステーションを攻撃したり、ダイソンスフィアプログラムを実行し出すと上昇します。

宇宙の脅威度が100%に達すると、宇宙船による襲撃が行われます。
宇宙船はプラズマタレットや宇宙向けのドローン(プレイヤーが襲撃される惑星にいる場合のみ)で迎撃できます。
ダイソンスフィアプログラムが始まると脅威度が上がり続けることになるので、それまでにプラズマタレットは必ず数基設置しておきたいところです。

ダークフォグの基地レベル

ダークフォグの基地はそれぞれにレベル・経験値が設定されており、経験値が一定数になるとレベルが1つ上がります。
基地のレベル上昇に伴い、強力な戦闘ドローンや施設が追加され、規模をどんどん拡張していきます。

経験値は何もしていなくても少しずつ貯まっていきますが、プレイヤーと交戦中は経験値の伸びが大幅に増えていきます。
そのため、基地レベルを上げたくない場合にはなるべく交戦を避け、襲撃は速やかに鎮圧するのが重要です。
逆に基地レベルを積極的に上げたい場合には、戦闘を自動的に継続するようにすると良いでしょう。

ちなみに私はクリアまではなるべく無駄な戦闘をしない方針で進めていましたが、クリア時の最大基地レベルは15程度でした。

地上基地の破壊と穴の処理

地上基地は何も対策しないと増え続け、複数の惑星で防衛に追わることになります。
そのため、増えすぎたダークフォグ基地は適度に破壊してやりましょう。

私が使っていた基地破壊方法は以下の通りです。

  • ガウスタレット・炸裂砲・ミサイルタレット・戦場分析基地の設置をブループリントに登録しておく
  • 破壊したい基地の周辺にブループリントでタレットを展開
  • タレットの弾丸を装填し・電力が来ていることを確認する
  • シグナルタワーを敵基地のコアが範囲に収まるように配置
  • ミサイルが発射して敵を攻撃しはじめます
  • ガウスタレット・炸裂砲で雑魚を処理している間にミサイルタレットが基地のコアを破壊すれば作戦成功(コアに届かない場合はシグナルタワーを追加で設置)

通常の難易度であれば、これで楽勝に落とせます。

基地のコアを破壊すると、地底に続く大穴と惑星ステーションが残ります。
この時の対処法は4つあります。

  1. 惑星ステーションを破壊して穴は放置する
  2. 穴を埋める
  3. 穴に地熱発電機を設置する
  4. 完全に放置する

1は上空の惑星ステーションをイカロスの直接攻撃(zキーで攻撃モードにして攻撃する) or 宇宙ドローン(zキーで攻撃モードにして、画面右のドローンを宇宙軍に切り替え、惑星ステーションを攻撃するように指示を出す)による攻撃で破壊します。

メリット:基地の機能が停止する、同じ場所に基地が再設置される可能性が高い
デメリット:宇宙の脅威度が大幅に上昇する、早めに基地が再設置されやすい

2は土台と土壌を消費して開いた穴を埋める方法です。
埋めた場所は元通りになり、普通の地面として使用できるようになります。
穴を埋めると同時に、惑星ステーションも勝手に宇宙へ帰っていきます。

メリット:基地の機能が完全停止する、宇宙の脅威度が上がらない
デメリット:土台と土壌を消費する、別の場所に基地が作られる可能性がある

3は穴を埋める代わりに地熱発電機を設置します。
こちらも設置と同時に、惑星ステーションはいなくなります。

メリット:基地の機能が完全停止する、宇宙の脅威度が上がらない、大きめの電力を得られる
デメリット:地熱発電機を用意する必要がある、別の場所に基地が作られる可能性がある

4は惑星ステーションも穴も完全放置する場合です。

メリット:宇宙の脅威度が上がらない
デメリット:すぐに基地が再稼働する

1は土台や地熱発電所を持っていないけどどうしても破壊したい時や、次の基地建設に備えて防衛準備をする時、2は土地を現状復帰したい時、3は電力を確保したい時、4は間違ってコアを壊してしまった時、といったように一応4パターン全て使いどころはあります。

それぞれの場合によって使い分けすると良いでしょう。

ダークフォグの通信機

ゲームスタート時にいる恒星周辺の宇宙のどこかに「ダークフォグの通信機」という施設があります。
この施設に近づいてeキーを押すと、ダークフォグの難易度調整が行えます。
ただし、使用にはメタデータが必要となるため、一度クリアしてからでないと使用できません。

攻撃性の上げ/下げが行える他、一時的に襲撃を止めさせる休戦が選択できます。

惑星シールドジェネレーターの使い方

惑星シールドジェネレーターは説明文から宇宙からの襲撃ダメージに耐えるための設置物という感じで思っている方も多そうですが、それよりも重要なのは「効果範囲内は敵基地の新たな建造を防げる」ということです。

実際に5つくらいダークフォグ基地があった惑星で、敵を全滅させた後に惑星シールドジェネレーターで覆い尽くすと、それ以降1つも基地は作られることがありませんでした。
基地を作らせないだけなら惑星を青い光で覆いつくす程度で大丈夫(濃い白い部分ばかりじゃなくてもOK)なので、惑星1つで8~10個設置すれば防御完了となります。
必要電力は最低でも100MW程度は必要です。
安全に新しい惑星を開発するなら、最初に小型核融合発電所や人口恒星を持ち込んで、一気に惑星シールドジェネレーターを設置してしまうと良いでしょう。

逆に敢えて一部だけを開けておくことで、ダークフォグ基地の場所をコントロールするということも可能です。

宇宙のα巣の対処について

宇宙にはα巣というダークフォグの巨大な巣があります。
これに近づくと無数の宇宙ドローンが一斉に襲い掛かってくるので、超危険!
私はデストロイヤー×3の4部隊(宇宙マトリックス研究前の段階のMAX状態)でサブも100体ほど連れて挑んでみましたが、全く歯が立たず、デストロイヤー112機があっさり全滅してしまいました…。

宇宙の巣に戦いを挑む場合には、宇宙マトリックスを使った強化を重ね、かなり強くなってからでないと勝てないと思います。
ただ、そこまでして勝っても今のところメリットはほぼないので、基本は放置するのが一番でしょう。

ドロップアイテムを有効活用しよう!

ダークフォグのドローンを倒すと基地レベルに応じてアイテムがドロップします。
ドロップしたアイテムは捨てたアイテム同様に拾うこともできますが、戦闘分析基地があれば自動で収集してくれます。

ドロップするアイテムは他からでも入手できるものがほとんどですが、中にはダークフォグからしか入手できない特殊なアイテムもあります。
それが以下の6種類です。

エネルギーの欠片
基地レベルLv3以上でドロップするアイテムでドロップ率の高いのでめちゃくちゃ貯まります。
ダークフォグアイテムの作成以外にイカロスのエネルギー源としても使えます。

ダークフォグマトリックス
基地レベル12以上でドロップするアイテム。
Lv12時点で使用することはできませんが、「物質再結合器」以降のアイテムを入手すると、研究が追加され、ダークフォグマトリックスを消費して研究が行えます(通常のマトリックスと違い、インベントリから使用して研究します)。

物質再結合器
基地レベル15以上でドロップするアイテム。
初入手で「再構成式組立機」の研究が可能となり、研究完了後に作成できるようになります。
これは組立機の上位版で生産速度は驚異の3×となっています(その分電力消費も激しいですが)。

ケイ素ニューロン
基地レベル18以上でドロップするアイテム。
初入手で「自己進化ラボ」の研究が可能になり、研究終了後に作成できるようになります。
マトリックスラボの上位版で、生産速度は3×、研究速度も(恐らく)3倍くらいになります。

負エントロピー特異点
基地レベル21以上でドロップするアイテム。
初入手で「負エントロピー精錬所」の研究が可能になり、研究終了後に作成できるようになります。
精錬所の上位版でこちらも生産速度は3×となっています。

コア元素
基地レベル24以上でドロップするアイテム。
初入手で「ストレンジ物質対消滅燃料棒」の研究が可能になり、研究終了後に作成できるようになります。
ストレンジ物質対消滅燃料棒の生み出すエネルギーは反物質燃料棒の10倍、燃焼室発電力補正は反物質燃料棒の2倍というぶっとんだ性能の燃料棒です。
イカロスのエネルギーや人口恒星に使用でき、人口恒星は反物質燃料棒の2倍の発電量になります。

ダークフォグ専用アイテムから作れるアイテムはどれも最上級ですが、ここまで来るにはゲームクリア済であることが多く、エンドコンテンツと言えます。

ここからはちょっとした小ネタ。

後半はダークフォグの基地レベルが上がりにくく、襲撃だけではかなり時間がかかるようになります。
そこで、タレットを基地に攻撃がギリギリ届かないくらいの場所に設置し、一度攻撃が始まったら延々攻撃し続けるという形にするとレベル上げがかなり早くなります。
戦闘を止めたくなったら、タレットを除去すればOK。
除去するタイミングが悪いと、ダークフォグの集団にボコられますが…。

戦場分析基地では必要なアイテムだけドロップさせるフィルタリング機能を使用できますが、「どうせならドロップする全てのアイテムを有効活用したい」ということでアイテムを振り分ける装置を作ってみました。
仕組みは単純でコンベアの周りにアイテムを指定したソーターを繋いでいくだけです。
流れが詰まりにくいように自動集積機を設置し、コンベアの最後の部分は最初のストレージ前に繋いでループさせ、ソーターの取りこぼしをリカバリーできるようにしています。
ダークフォグがドロップするアイテムは全部で60種類あるので、全て取るなら60個のストレージが必要になります。

ミサイルタレットは基本的に地上用の攻撃手段ですが、ダークフォグの宇宙軍が惑星の近くで戦闘になった場合は一応攻撃に参加することもあります。
攻撃力云々よりも見た目が非常に綺麗です。

今後もアップデートで宇宙ステーションや宇宙の乗り物などが追加されていくようで、非常に楽しみです。
また大型アップデートがあった際には紹介できるといいなと思います(また1からプレイしないとダメなのかな…)。