DYSON SPHERE PROGRAM(ダイソンスフィアプログラム)攻略第2回。
前回の記事では各建築物の役割や使い方を解説しました。
今回の記事では、クリアするまでに特に需要の高いアイテムをまとめてみました。
どのアイテムを優先的に作った方がいいのかお悩みの方は参考にしてみてください。
マトリックス合成に必要な素材
各マトリックスは一旦作り出したら、作り続ける必要があり、クリアまで(クリア後も性能強化を続ける場合は使いづける)需要が尽きることはありません。
全6種類のマトリックスにどんな材料が必要なのか材料を遡って見ていきましょう。
電磁マトリックス
電磁マトリックスに必要となる材料は磁気コイル×1と回路基板×1です。
鉄鉱石×1 ⇒ 磁石×1(精錬所)
銅鉱石×1 ⇒ 銅インゴット×1(精錬所)
磁石×2 + 銅インゴット×1 =磁気コイル×2(組立機)
鉄鉱石×1 ⇒ 鉄インゴット×1(精錬所)
銅鉱石×1 ⇒ 銅インゴット×1(精錬所)
鉄インゴット×2 + 銅インゴット×1 = 回路基板×2(組立機)
磁気コイル・回路基板は電磁マトリックスの材料以外にも様々なものに使われます。
どちらもこれ単体で使用することはないので、専用工場というよりも大体目的の生産物の工程に組み込まれることになると思います。
ただ磁気コイルは咄嗟に作りたいテスラタワーやコンベアベルト、生産施設等にもよく使われているので、1スタックくらいは持ち歩いていると便利です。
取り出しできるよう、生産工程の中でストレージを置いて貯めておくといいかもしれません。
エネルギーマトリックス
エネルギーマトリックスに必要となる材料は水素×2と高エネルギーグラファイト×2です。
原油×2 ⇒ 精製油×2 水素×1(製油機)
精製油×2 + 水素×1 ⇒ 水素×3 高エネルギーグラファイト×1(製油機)
石炭×2 ⇒ 高エネルギーグラファイト×1(精錬所)
精製油×2 + 水素×1 ⇒ 水素×3 高エネルギーグラファイト×1(製油機)
材料を見て分かる通り、はじめてエネルギーマトリックスを合成する時には原油の採掘が必須となります。
後に水素はグラフェンや反物質の製造時に一緒に生成されたり、巨大惑星に軌道採集機を置くなどでも集められるようになりますが、それには研究をかなり先まで進める必要があります。
高エネルギーグラファイトはエネルギーマトリックスの材料だけでなく、構造マトリックスで使用するチタン結晶やダイヤモンド等の原料になったり、イカロスや火力発電所の燃料としても優秀なので、多めに作っておくといいでしょう。
構造マトリックス
構造マトリックスに必要となる材料はチタン結晶×1とダイヤモンド×1です。
チタン鉱石×2 ⇒ チタンインゴット×1
原油×2 ⇒ 精製油×2 水素×1(製油機)
精製油×2 + 水素×1 + 石炭×1 ⇒ 精製油×3(製油機)
高エネルギーグラファイト(※作成手順はエネルギーマトリックス参照)
精製油×2 + 高エネルギーグラファイト×1 ⇒ プラスチック×1(化学プラント)
プラスチック×2 + 精製油×1 + 水×1 ⇒ 有機結晶×1(化学プラント)
原木×20 + 植物燃料×30 + 水×10 ⇒ 有機結晶×1(組立機)
チタンインゴット×3 + 有機結晶×1 ⇒ チタン結晶×1 (組立機)
高エネルギーグラファイト(※作成手順はエネルギーマトリックス参照)
高エネルギーグラファイト×1 ⇒ ダイヤモンド×1(精錬所)
キンバーライト鉱石×1 ⇒ ダイヤモンド×1(精錬所)
3つ目のマトリックスになって急に手順が複雑になってきました。
チタン結晶に必要なチタンインゴット、有機結晶はどちらも違う意味で確保に苦労します。
チタンインゴットは他の星に行って確保する必要があり、星間宇宙ステーションの研究が完了するまでは自分でピストン輸送するしかありません。
有機結晶はレシピを見てもわかる通り、プラスチックの製造が必要で大量の精製油と化学プラントが必要になります。
ですが、星間宇宙ステーションの研究を完了させ、他の星で有機結晶の鉱脈を見つけると、チタン結晶の確保は途端に楽になります。
近くの星に有機結晶の鉱脈がないか探してみるといいでしょう。
一方のダイヤモンドは高エネルギーグラファイトを加工するだけなのでもともと確保は簡単ですが、近くの星にキンバーライト鉱石があれば消費の激しい石炭を保存するためにあえて切り替えるのもアリだと思います。
情報マトリックス
情報マトリックスに必要となる材料は粒子ブロードバンド×1とプロセッサー×2です。
精製油(※作成手順は構造マトリックス参照)
高エネルギーグラファイト(※作成手順はエネルギーマトリックス参照)
精製油×6 + 水×4 + 石×8 ⇒ 硫黄×4(化学プラント)
高エネルギーグラファイト×3 + 硫黄×1 ⇒ グラフェン×2(化学プラント)
メタンハイドレード×2 ⇒ グラフェン×2 水素×1(化学プラント)
チタンインゴット(※作成手順は構造マトリックス参照)
グラフェン×3 + チタンインゴット×1 ⇒ カーボンナノチューブ×1(化学プラント)
紡錘状石筍結晶×6 ⇒ カーボンナノチューブ×2(化学プラント)
シリコン鉱石×2 ⇒ 高純度シリコン×1(精錬所)
高純度シリコン×1 ⇒ 結晶シリコン×1(精錬所)
フラクタルシリコン×1 ⇒ 結晶シリコン×1(精錬所)
プラスチック(※作成手順は構造マトリックス参照)
カーボンナノチューブ×2 + 結晶シリコン×2 + プラスチック×1 ⇒ 粒子ブロードバンド×1(組立機)
回路基板(※作成手順は電磁マトリックス参照)
銅インゴット(※作成手順は電磁マトリックス参照)
シリコン鉱石×2 ⇒ 高純度シリコン×1(精錬所)
銅インゴット×1 + 高純度シリコン×2 ⇒ 微晶質素子×1(組立機)
回路基板×2 + 微晶質素子×2 ⇒ プロセッサー×1(組立機)
粒子ブロードバンド・プロッセッサー共にいくつかの工程を経ないと出来ない部品となっています。
特に粒子ブロードバンドに使用するカーボンナノチューブは通常の作成方法だと大量の精製油と化学プラントが必要になります。
メタンハイドレードや紡錘状石筍結晶といったレア資源を入手できると手間が大きく減らせます。
特にメタンハイドレードは比較的入手しやすいので、是非宇宙を探索して探してみてください。
プロセッサーは次の重力マトリックスの材料になる他、様々なものに材料として利用するので、かなり多めに作っても損はありません。
情報マトリックスを作り始める時点からプロセッサーの生産工場は拡充できるように計算して作っておくと後々楽になるでしょう。
重力マトリックス
マトリックスに必要となる材料は量子チップ×1と重力子レンズ×1です。
プロセッサー(※作成手順は情報マトリックス参照)
水素(※作成手順はエネルギーマトリックス参照)
グラフェン(※作成手順は情報マトリックス参照)
チタン結晶(※作成手順は構造マトリックス参照)
水素×12 + グラフェン×2 + チタン結晶×1 ⇒ カシミール結晶×1(組立機)
水素×12 + グラフェン×2 + 光格子結晶×8 ⇒カシミール結晶×1(組立機)
石×2 ⇒ ガラス×1
チタンインゴット(※作成手順は構造マトリックス参照)
ガラス×2 + チタンインゴット×2 + 水×2 ⇒ チタンガラス×2(組立機)
カシミール結晶×1 + チタンガラス×2 ⇒ プレーンフィルター×1(組立機)
プロセッサー×2 + プレーンフィルター×2 ⇒ 量子チップ×1(組立機)
鉄インゴット(※作成手順は電磁マトリックス参照)
水素×1 ⇒ 重水素×1(分留器)
水素×10 ⇒ 重水素×5(粒子衝突型加速器)
銅インゴット(※作成手順は電磁マトリックス参照)
グラフェン(※作成手順は情報マトリックス参照)
磁気コイル(※作成手順は電磁マトリックス参照)
鉄インゴット(※作成手順は電磁マトリックス参照)
鉄インゴット×1 ⇒ 歯車×1(組立機)
磁気コイル×1 + 鉄インゴット×2 + 歯車×1 ⇒ 電動モーター(組立機)
磁気コイル(※作成手順は電磁マトリックス参照)
磁気コイル×2 + 電動モーター×2 ⇒ 電磁タービン(組立機)
銅インゴット×2 + グラフェン×2 + 電磁タービン×2 ⇒ 粒子コンテナ(組立機)
単極磁石×10 + 銅インゴット×2 ⇒ 粒子コンテナ(組立機)
鉄インゴット×2 + 重水素×10 + 粒子コンテナ×2 ⇒ ストレンジ物質(粒子衝突型加速器)
ダイヤモンド(※作成手順は構造マトリックス参照)
ストレンジ物質×1 + ダイヤモンド×4 ⇒ 重力子レンズ×1(組立機)
最後の通常マトリックスということで、非常に長ったらしい工程表になってしまいました…。
ポイントは量子チップの材料となるカシミール結晶の確保と、ストレンジ物質の原料となる重水素の確保です。
カシミール結晶は通常工程だとチタン結晶を使用します。
構造マトリックスの時にも見たようにチタン結晶は普通に作るとかなりの手間がかかる上、既に構造マトリックスで大量に消費していると思うので、できれば何とか光格子結晶を確保して作りたいところです。
大量の水素はどこかの巨大惑星から掘ってくるのが一番楽だと思います。
一方のストレンジ物質の原料となる重水素ですが、こちらもかなり大規模に分留器を設置しないと量産が間に合わないことが多いです。
私は分留器による重水素生産は途中であきらめ、こちらも巨大惑星に大量の軌道採集機を設置して採掘に頼ることにしました。
その他の材料はそれほど確保には苦労しませんが、何せ手順が多く数も必要なので、ラインの導線が複雑になりがち。
しっかりラインを確認して繋げていきましょう。
ちなみに重力マトリックスは空間歪曲器の材料にもなります。
(重力子レンズからも作れますが、重力マトリックスから作る方が効率が良いです)。
他のマトリックスよりも多めに作らなければならないのも苦労するポイントです。
宇宙マトリックス
宇宙マトリックスに必要となる材料はこれまで登場した5種類のマトリックス×1と反物質×1です。
電磁マトリックス(※作成手順は電磁マトリックス参照)
エネルギーマトリックス(※作成手順はエネルギーマトリックス参照)
構造マトリックス(※作成手順は構造マトリックス参照)
情報マトリックス(※作成手順は情報マトリックス参照)
重力マトリックス(※作成手順は重力マトリックス参照)
臨界光子×2 ⇒ 反物質×2 水素×2(粒子衝突型加速器)
最後に登場する宇宙マトリックスはこれまでの全マトリックスと反物質を掛け合わせたものになります。
ここまでこれば作成手順自体は簡単で、これまで研究用に使っていたマトリックスラボを宇宙マトリックスの合成用にチェンジして、反物質を投入するだけ。
宇宙マトリックスを使った研究は宇宙マトリックスしか要求されないので、横に研究用のマトリックスラボを増設し、ソーターで渡してやればOKです。
宇宙マトリックスが合成できるようになればもうクリアは目の前です!
その他大量に必要となる素材
チタン合金
チタンインゴット×4 + 鉄鋼×4 + 硫黄×8 ⇒ チタン合金×4(精錬所)
チタン合金は後半になるにつれて需要が高まる素材です。
終盤の電力・イカロスの燃料でお世話になる重水素燃料棒や反物質燃料棒の材料となる他、小型輸送ロケットの中間素材であるフレーム材料でも使用します。
ゲーム終盤になるほど最初の星の原油の生産量が落ちていくので、硫黄の確保に苦労するかもしれません。
他の星で硫黄の海が見つかれば、その星でチタン合金を大量生産し、メインの星に輸送するという方法もあります。
電磁タービン
電磁コイル×2 + 電動モーター×2 ⇒ 電磁タービン(組立機)
電磁タービンは重力マトリックスの中間素材となるだけでなく、コンベアベルトMK.2やソーターMK.3、物流ボットの材料になるなど他の用途も多い材料です。
下記の超磁性リングを作る時の中間素材にもなるので、なるべく多めに大量生産しておきたいです。
コンベアベルトやソーターを咄嗟に作りたい時用に1スタックほど手持ちしておくのも便利です。
超磁性リング
電磁タービン×2 + 磁石×3 + 高エネルギーグラファイト×1 ⇒ 超磁性リング(組立機)
超磁性リングはコンベアベルトMK.3や重水素燃料棒の材料となります。
電磁タービンほどの需要はありませんが、それでもかなりの量を使用するので、電磁タービンの大規模工場の一部に超磁性リングのラインを作っておくといいかもしれません。
グラフェン
高エネルギーグラファイト×3 + 硫黄×1 ⇒ グラフェン×2(化学プラント)
メタンハイドレード×2 ⇒ グラフェン×2 水素×1(化学プラント)
グラフェンは情報マトリックス、重力マトリックスの中間素材、コンベアベルトMK.3の材料、ソーラーセイルの材料と、「後半に大量生産したい物全てに含まれている」と言っても過言でない超重要な材料です。
高エネルギーグラファイトと硫黄から作っていると、石炭や原油が持たない可能性があるので、できれば早めにメタンハイドレードを見つけ、そちらのレシピに切り替えたいところです。
カーボンナノチューブ
グラフェン×3 + チタンインゴット×1 ⇒ カーボンナノチューブ×1(化学プラント)
紡錘状石筍結晶×6 ⇒ カーボンナノチューブ×2(化学プラント)
カーボンナノチューブは情報マトリックスの中間素材の他、小型輸送ロケットの中間素材としても使用します。
これも後半になるほど需要が大きくなるので、グラフェンが足りないようなら、紡錘状石筍結晶の鉱脈を探してみるか、メタンハイドレードを使ったグラフェン工場を拡張してカーボンナノチューブにも回せるほど大量生産するかしましょう。
紡錘状石筍結晶もメタンハイドレードもレア鉱石ですが、圧倒的にメタンハイドレードの方が見つかりやすいです。
ソーラーセイル
グラフェン×1 + 光子結合器×1 ⇒ ソーラーセイル×2(組立機)
ソーラーセイルはダイソンスウォームを形成するためにEMレールイジェクタを使って打ち上げる弾になる他、小型輸送ロケットの中間素材としても利用します。
必要数はEMレールイジェクタや垂直発射サイロを設置する数にも拠りますが、数台程度でチマチマ打ち上げていてはダイソン球完成までにかなりの時間がかかってしまいます。
(私はずっとチマチマ打ち上げていたので、設計から完成まで十数時間かかりました)
ダイソン球完成までの早さを重視するのであれば、それなりにしっかりしたソーラーセイルの生産ラインが必要になるでしょう。
重水素燃料棒
チタン合金×1 + 重水素×10 + 超磁性リング×1 ⇒ 重水素燃料棒×1(組立機)
重水素燃料棒は小型核融合発電所の燃料として利用する他、小型輸送ロケットの材料としても利用します。
そのため、反物質燃料棒で人口恒星を使用するようになってからも、需要はゼロにはなりません。
重水素を重力マトリックスの材料であるストレンジ物質と食い合うことになるので、分留器を使った大規模工場を作成するか、巨大惑星に軌道採集機を付けまくるか方法を考えてみましょう。
空間歪曲器
重力子レンズ×1 ⇒ 空間湾曲器(組立機)
重力マトリックス×1 ⇒ 空間湾曲器×8(組立機)
空間歪曲器はイカロスのワープ起動や物流船のワープ移動で消費するアイテムです。
特に遠い星から物流船で物を運ぶ場合にはあっという間に消費するため、それなりに安定した供給が求められます。
空間歪曲器のレシピは2種類ありますが、圧倒的に重力マトリックスを使ったレシピの方が大量生産に向いています。
重力マトリックスは全部研究に回すのではなく、一部を空間歪曲器の生成用にしましょう。
大量生産候補アイテム
ここまでのまとめとして、特に大量生産が必要になるアイテムをまとめました。
- 鉄インゴット
- 水素
- チタンインゴット
- プラスチック
- チタン合金
- 銅インゴット
- 精製油
- ダイヤモンド
- カーボンナノファイバー
- プロセッサー
- 磁気コイル
- 高エネルギーグラファイト
- グラフェン
- 電磁タービン
大量生産する時のポイント
コンベア・生産施設の並べ方
最初に生産ラインを作る際、適当に作っていると後々拡張したい時に大幅な工事が必要になります。
そこでオススメの並べ方が上記画像の図のような配置です。
このように生産設備を挟むようにコンベアベルトを直線に並べると、コンベアベルトを延長して生産設備を追加するだけで簡単に増設できます。
ただ、コンベアベルトの後ろの方にある生産設備にはどうしても材料が流れにくくなってしまうので、コンベアベルト上に常に材料がパンパンにあるような状態にする(つまり材料の生産を多めにする)などの工夫が必要です。
資源はケチらず大胆に使おう
本作では鉄などの鉱脈は採掘を続けていると枯渇します。
これを心配して、「資源の無駄遣いをしないように」と考える人もいると思いますが、「一つの惑星のみでクリアする」というような縛りプレイでない限り、そのような心配は基本的に無用です。
資源をケチって使っていると、研究やダイソンスフィアプログラムの進みがどうしても遅くなり、やることが無くなって楽しくなくなります。
それよりも積極的に色んな星に行って、資源を食い散らかしながらどんどん工場を拡張していく方が楽しいと思います。
大量に必要な材料は、1つの惑星の資源を使い切って作るなどしても、有り余るほど宇宙には無数の星があります。
資源はケチらず、どんどん使ってどんどん枯らしてやりましょう!
次回の記事ではゲーム開始からクリアまでの流れをザックリまとめてみたいと思います。