HADES -神の力を使って冥界を脱出するローグライクACT

「HADES（ハデス）」は2020年9月にPC版が正式リリースされたローグライクアクションです。
ギリシャ神話を下敷きにしたストーリー、どんどん強く派手になる爽快なバトルアクション、少しずつ強くなって何度もプレイしたくなるリプレイ性など、非常に評価の高い作品となっています。
2020年には数々のゲームオブザイヤーも受賞しました。

私も高評価を見てプレイした1人です。
評価が高くなければ絵柄などでスルーしそうなタイトルですが、プレイしてみると想像以上に面白く、絵も気にならないどころか、むしろこれがカッコイイ！と感じるほどになりました。
気がつけば100時間以上がっつり遊んでいます。

2023年には続編となる「HADES 2」のアーリーアクセスが始まる予定です。

今回の記事では「HADES」をプレイしたことがない人向けに、どんなゲームなのか特徴やストーリーなどをざっくり解説したいと思います。
PC版だけでなくPSやSwitchでも配信されているので、興味を持ったら是非プレイしてみてください。

Steam：Hades

死者の国の神に背き、戦いを切り抜けて冥界から脱せよ。『Bastion』、『Transistor』、『Pyre』のクリエイターによるローグライク・ダンジョンアドベンチャー。

HADES（ハデス）とは
HADESのストーリー
功徳でパワーアップ！
財宝でダンジョン攻略を有利に！

HADES（ハデス）とは

「HADES」は入るたびにダンジョンの形状や入手できるアイテム・登場する敵などが変化するローグライクの要素を取り入れた、見下ろし型のアクションゲームです。
ダンジョンは1つの区間の敵を全滅させることで次の区間への道が開く、という形になっており、敵とのバトルを主に楽しむための作品となっています。
ダンジョン探索でありがちな謎解きやパズルといった要素はありません。
減ったHPを回復する手段は限られているので、なるべく体力を減らさずに敵を全滅させていくのが攻略のコツです。

難易度は高く、初見1週目でクリアできる人はいないと思います。
死亡すると、ハデスの館（拠点）に戻されますが、ここでは冒険中に集めた財宝を使ってキャラクターの強化を行うことができます。

冒険に出かける　⇒　死ぬ　⇒　キャラクター強化、を何度も繰り返すことで少しずつクリアできる区間を伸ばしていき、難攻不落の冥界ダンジョンの脱出を目指しましょう。

HADESのストーリー

本作の主人公は「ザグレウス」という青年の神様です。
冥界の最高権力者である「ハデス」の息子ですが、厳格な父に対して反抗し、ザグレウスは何度も冥界から脱出して家出しようと試みます。
つまり、本作で何度も冥界ダンジョンに挑む理由はヤンチャ息子が家出をしたいから、ということになります。
（他も地上にいるという、本当の母と会いたいという理由もあります）

ただ、冥界は「なんぴとも逃れられぬ」とされる世界です。
家出という理由だけで、あっさり脱出されてしまえば冥界の評判は地に落ちてしまう…ということで、ハデスはメガデスなどの刺客を放ち、ザグレウスを殺す＝帰宅させようとしてきます。

一方、育ての母であるニュクスは、冥界から脱出したがっているザグレウスを見て、オリュンポスの神々にザグレウスへの支援を要請。
オリュンポスの神々はそれぞれの思惑を持って、ザグレウスに力を授け脱出を手助けすることになります。

反抗期の青年による家出騒動が、冥界の住民やオリュンポスの神々をも巻き込み、大騒動に発展していく…というのが本作の大まかなストーリーラインとなっています。

功徳でパワーアップ！

冒険の途中、オリュンポスの神々やカオスからは、「功徳」と呼ばれる様々な力を授かります。
例えば、上記画像では通常のダッシュが、アテナから「清浄なる俊足」を授かることで、ダメージを与え、敵の攻撃を跳ね返す能力を持つダッシュに変化した様子を紹介しています。

ゼウスはもダメージを連鎖させる雷、ポセイドンは敵を吹き飛ばす水、アテナは攻撃を跳ね返すリフレクトというように、登場する神は異なる特徴を持った功徳を授けてくれます。
功徳をどんどん授かり、各アクションをパワーアップさせていきましょう。
功徳ごとの見た目の変化も楽しく、授かるごとにアクションがどんどん派手になっていきます。

死亡してハデスの館に戻されると、全ての功徳などのパワーアップは全て失われ、また1からのスタート。
功徳は1人の神につき数多くの種類が用意されていますが、その中から3つがランダムで提示され、その中から1つを選択する形になっています。
そのため、強力な功徳が引けるかどうかで攻略難易度が大きく変わってきます。