LOOP HERO -クラスごとのオススメビルト&トレイト

ゲーム攻略

「LOOP HERO(ループヒーロー)」は移動や戦闘こそオートですが、「どんなデッキを組むか」「どのカードをどこに置くか」「装備品はどれを装備するか」「トレイトは何を選ぶか」などプレイヤーが決断する場面も多く、実はかなり戦略的なゲームです。

今回の記事ではデッキ作成、冒険中の基本的な考え方と、3つのクラスごとのオススメビルド&トレイトを紹介したいと思います。
なかなかボスを倒せないという方は参考にしてみてください。

デッキ作成の基本

冒険に出る前に、敵を倒した時にドロップするカードを選択することができます。
これが本作におけるデッキ作成です。

カードはロード、ロードサイド、景色、特殊、ゴールドカードの5種類があります。

  • ロード:ヒーローが通るロード上に設置するカード(デッキに2枚以上必須)
  • ロードサイド:ロードの横のタイルに設置するカード(デッキに2枚以上必須)
  • 景色:ロードと2タイル以上離れた場所に設置するカード(デッキに2枚以上必須)
  • 特殊:設置条件が特殊なカード、もしくは設置を除去するカードなど(デッキに1枚以上必須)
  • ゴールドカード:ゲーム中盤から登場、強力な効果を発揮するがゲーム中1枚しか設置できない(デッキ内に最大1枚のみ入れられる)

チャプター1はよっぽど無茶な構成でなければ、デッキに拘らなくてもクリア可能です。
新たに入手したカードのお試しや、図鑑埋めのための特殊オブジェクト作成などで活用しましょう。

しかし、チャプター2以降は敵のレベルアップ速度上昇やスキル増加によって、強力な敵が登場するカードばかりの構成にするとなかなかクリアがしんどくなっていきます。

以下の構成はどのクラス、どのチャプターでも比較的汎用に使える構成だと思うので、これを元にデッキを構築してみるのがオススメです。

  • ロード:村、麦畑
  • ロードサイド:クモのマユ、バンパイアの館、戦場、書庫
  • 景色:森/雑木林、川、牧草地
  • 特殊:忘却、宝物庫
  • ゴールドカード:先祖の墓

ゴールドカードの「先祖の墓」「武器庫」は非常に強力なので使えるようになったら、必ずどちらかを入れておくのがオススメです。

基本的な冒険の進め方

続いては冒険中にプレイヤーが考えなければならないポイントです。

装備品の選び方

1つ目は装備品の選び方です。
装備品は装備のグレードが数字で書かれており、レアリティによって4種類の色分けがされています。
グレードとレアリティには以下のような違いがあります。

  • 装備のグレードが上がるほどにその装備の基礎ステータス(例えば武器なら攻撃力)が伸びる
  • 装備のレアリティが上がるほどに装備につくプラスステータスの量が増える(レアリティが高いほど武器に攻撃力以外のプラスステータスが付く)

冒険序盤は基本的に装備のグレードを重視するのが良いと思います。
特に武器や本のグレードは敵のせん滅速度に直結するので、なるべくグレードの高いものを選んだ方が結果的に受けるダメージが少なく済むでしょう。

一方でリングは基礎ステータスがリングの種類(形状)によって変化します。
グレードの高いものよりも、欲しいプラスステータスが付いたものを優先的に装備し、更になるべくレアリティが高いものを装備した方が強くなりやすいです。

ある程度冒険が進み、ビルドの方向性が決まったら、基礎ステータスが重要な武器等の装備でも、多少基礎ステータスを犠牲にしても欲しいプラスステータスが付いている方を優先した方が強くなることもあります。

カードの使用タイミング

敵がドロップするカードのうち、ロード、ロードサイドカードについては、戦闘終了後にすぐに設置してしまっても多くの場合、問題ありません。
しかし、景色カード、特殊カードはデッキの内容によって温存しておいた方が良い場合もあります。

例えばデッキ内に「宝物庫」がある場合には、設置できる空白の3×3タイルを用意しておかなくてはなりません。
景色カードを並べる際には計画的に「宝物庫」を設置するために、敢えてある程度景色カードを温存しておく方法もあります。

また、景色カードの「岩/山」「砂漠/砂丘」「「森/雑木林」はそれぞれ左側のカードは右のカードに比べて効果が半分しかありません。
そこで「書庫」があるなら、左側のカードは「書庫」の交換に使用し、良いカードに変化するまで使用しないという手もあります。

「忘却」は基本的に手元に持っておき、厄介なオブジェクトが出現した時に使用します。
代表的なのがチャプター1のボスが出現した時に一緒に現れる「リッチの宮殿」です。
「リッチの宮殿」は建っている数が多いほどボスのHPと攻撃力が上がるため、「忘却」でなるべく多くの施設を消した方がボス戦が有利になります。

トレイトの選択

トレイトは、拠点に「学校」を建てることで使用できるようになるスキルのようなものです。
冒険中、ヒーローがレベルアップすることで取得することができ、3つ表示されるトレイトの中から1つを選択します。
トレイトの効果は帰還するまで続きます。

トレイトは各クラス30種類ずつあり、うち5種類は全てのクラス共通の最初から使用できるトレイト、10種類はクラスごとに異なるトレイト、残り15種類はボスを撃破することで取得できるようになるトレイトです。
このうち後から取得できる15種類のトレイトはオフにすることで、トレイトの選択肢に出てこないようにすることが可能です。

要らないトレイトをオフにしても、必ず狙ったトレイトを選べるわけではないので、取れるかどうかは運次第ですが、クラスごとの強力なトレイトは覚えておくと良いでしょう。

ボスの出現タイミング

各チャプターのボスは画面左上にあるドクロメーターが満タンになると出現します。
ドクロメーターはカードを設置するごとに溜まっていきます。

ボスは必ずたき火の位置に出現するため、「ギリギリまでメーターが貯まっているけどまだ戦いたくない」という場合には、たき火までカード設置を温存しておくことで、ボスを出現させることを回避できます。

また、ボスが出現してしまっても、たき火のギリギリ手前の場所で拠点帰還ボタンを押せば、それまでの100%のリソースを持ち帰ることも可能です。
ボスに到底勝てそうもない時には、このような判断も大事ですね。

ここからはクラスごとの特徴とオススメのビルドを紹介します。

ウォリアーのオススメビルド

ウォーリアーは武器・盾、鎧・リングを装備できるクラスです。
それぞれの装備は攻撃力・防御・最大HPが基礎ステータスになっているので、グレードを優先して装備させていってもチャプター1では割とどうにかなります。
ゴールドカードの「武器庫」を設置すると、頭が追加されますが、基礎ステータスが反撃ダメージで、カウンターを持っていないとあまり意味がない装備となっています。

チャプター2以降はグレードだけのゴリ押しではキツイので、ある程度一つのステータスに寄せて育てる必要がありますが、圧倒的に強いのは吸血(敵にダメージを与えた分だけ回復できる)に寄せたビルドです。
リングで吸血を上げるのはもちろん、他の装備品でも吸血が付いている装備を優先的に取ると良いでしょう。

トレイトは攻撃力を上げ吸血効果も高められる「強い後味」「すさまじい質量」、ループごとに防御が上がる「防具職人」をオススメに挙げましたが、「防具職人」は「血の加護」(吸血値に応じた確率で敵に血の雷を落とす)などに変更しても良いかもしれません。

物資は吸血の能力を高める「伯爵のイス」以外は割と何でも良いですが、防御力やHP回復を優先するような構成にしています。

伯爵のイス:吸血+1%
古風な戸棚:入手したリソース1つにつき、最大HP+1%
鍛冶屋のハンマー:防御+1
パン:最大HP+10
木の実のカゴ:防御値1につき、最大HP+2
希少な本:手札にあるカード1枚ごとに防御+1(重複しない)
古い絵画:ボスへの与ダメージ+4%

基本的にウォリアーは吸血や再生に頼ったタフさで戦うクラスなので、回復効果がマイナスになる「沼地」カードは非常に相性が悪いです。
なるべくウォリアーで冒険する場合にはデッキから外しておきましょう。
バンディットが出現する「盗賊のキャンプ」、ウッドウォリアーが出現する「ニセ村」は全クラス共通で事故る可能性の高いオブジェクトです。
これらは「村」「森/雑木林」といった使用頻度の高いカードで出現するオブジェクトなので、避けるのは難しいですが、できるだけ「忘却」などで対処したいところです。

ローグのオススメビルド

ローグは武器2つ、鎧、靴を装備できるクラスです。
それぞれの装備は攻撃力・最大HP・回避が基礎ステータスになっており、回避で敵の攻撃を避けながら一気に敵を倒すスタイルです。
ゴールドカードの「武器庫」を設置すると、アミュレットが追加され、一定ダメージを無効化できるエナジーシールドを付与できます。
HPを回復しにくいローグにとっては割と助かる装備です。

ローグは他の2クラスと違い、敵を倒しても装備品をその場ドロップせず、代わりに敵1体を倒すごとにトロフィーを1つ入手、たき火を通り過ぎる時に、トロフィーが装備品に変わるという形になっています。
そのため、他のクラスのように敵を倒しまくることのメリットはあまりありません(大量に装備品を入手しても流れていってしまうため)。

また、同じ効果を持つ装備品を装備することで10%効果が上がるという独自の特徴を持っており、まんべんなくステータスを上げるより、1つのステータスに特化させた方が強くなりやすいクラスです。
特化させるステータスとしてオススメなのが回避。
ローグはウォリアーのように回復手段が豊富なわけでも、ネクロマンサーのように壁役がいるわけでもないため、やられ始めるとあっという間に死ぬことがあります。
強力な攻撃も「当たらなければどうということはない」精神でいきましょう。

トレイトは他の2クラスに比べて全体的に少し弱め。
今回は入手したトロフィー1個につき最大HPが+1される「古傷」、最大HPの20%ダメージを受けると2秒間全ての攻撃を回避する「煙幕」、得られるアイテムが3つ減る代わりにトロフィーと交換するアイテムの質が上がる「より好み」をオススメに選びました。

物資はポーションの数や回復量を上げるものなど生存率を高めるものを選んでいます。

オークのベッド:ヒーローの最大HP+1%、たき火での回復量-2%
錬金術師の棚:ポーション最大数+1
薬草売りのシックル:ポーションの回復量が最大HPの1%分プラス
パン:最大HP+10
ハムのくんせい:毎日のはじめにHP5回復
チーズ:エネミーを倒すとHPが1回復
古い絵画:ボスへの与ダメージ+4%

ローグは1度に大量の敵と戦うシチュエーションが特に苦手で、メリットもありません。
そのため、ゴブリンが大量に出てくる「ゴブリンのキャンプ」「ゴブリンの塔」はなるべく出現させないようにしましょう。
また、ウォリアー同様に「盗賊のキャンプ」「ニセ村」も苦手としています。

ネクロマンサーのオススメビルド

ネクロマンサーは本、アミュレット、リング2つを装備できるクラスです。
スケルトンを召喚して戦うという他の2クラスとは全く異なるスタイルで戦うクラスで、本はスケルトンレベル、アミュレットはエナジーシールドが基礎ステータスとなっています。
ゴールドカードの「武器庫」を設置すると、防御が上がる盾を装備可能になりますが、最大HPが上がる鎧を装備できないネクロマンサーには「先祖の墓」の方が相性が良いでしょう。

ネクロマンサー独自のステータスであるスケルトンレベルはその名の通り召喚するスケルトンのレベルを上げるステータスで、サモンクオリティは召喚するスケルトンの質を上げるステータスです。
サモンクオリティを上げることで、通常のスケルトンだけでなく、縦を持った防御に強いスケルトンや、爪で攻撃する攻撃力が高いスケルトンを呼ぶ確率を上げることができます。
また、クラスステータスに書かれていませんが、召喚するスケルトンの数を増やす「スケルトン上限」というステータスを持つ装備品もあります。

優先順位としてはスケルトン上限 < スケルトンレベル < サモンクオリティです。
スケルトンが多い方がヒーローが攻撃される確率が下がり手数が増えますし、サモンクオリティで質が上がったスケルトンよりもレベルの高いスケルトンの方が強いからです。

トレイトは召喚したスケルトンが上限数に達した時に20%の確率でスケルトンが2匹召喚される「限界突破」、味方のスケルトンが倒されるたびにヒーローが回復する「余熱」、ヒーローが受けた直接ダメージをスケルトンが均等に引き受ける「投げうつ命」をオススメに挙げましたが、他にも別のクラスと比べて有用なものが多く、クラス専用トレイトは割と何を取っても強いと思います。

物資にはスケルトンを強化する類のものはないので、基本的には生存率を上げるものを選ぶといいでしょう。

オークのベッド:ヒーローの最大HP+1%、たき火での回復量-2%
古風な戸棚:入手したリソース1つにつき、最大HP+1%
錬金術師の棚:ポーション最大数+1
薬草売りのシックル:ポーションの回復量が最大HPの1%分プラス
ハムのくんせい:毎日のはじめにHP5回復
チーズ:エネミーを倒すとHPが1回復
古い絵画:ボスへの与ダメージ+4%

ネクロマンサーが苦手とするのは「ゴブリンのキャンプ」「ゴブリンの塔」の大量に登場するゴブリン、「麦畑」の全体攻撃をしかけてくるスケアクロウです。
「村」「麦畑」の組み合わせは鉄板ですが、ネクロマンサーを使用する時には「麦畑」は外した方がいいかもしれません。
また、他のクラス同様に「盗賊のキャンプ」のバンディットは要注意ですが、一方でネクロマンサーがあまり直接攻撃をしない関係上、「ニセ村」のウッドウォリアーはそれほど苦手な相手ではありません。

最後に、本作ではドロップアイテム・カードはランダムなので、「なかなか武器だけ出ない」とか、「欲しいカードが全然でない」など運に左右され、全然思った通りに強くなれないこともあります。

後半のチャプターでは弱い状態で生き残るのはかなり難しくなってくるので、序盤から調子よく育っている時にボスに挑戦するなど、その時の状況を判断することも大事です。