「Necesse(ネセス)」攻略第1回。
ゲームの紹介記事はこちら。
ネセスではチュートリアルが用意されていますが、一部の道具の使い方のみしか説明がなく、「後は自分で覚えね」といった感じになっています。
大半のことはある程度ゲームに慣れているなら分かると思いますが、アイテムの使い方や自動化設定などの一部は私自身も迷うことがあったので、この記事では悩むかもしれない基本的な部分の解説をしたいと思います。
(今回の記事はあくまで初心者向けなので、エンドコンテンツ以降の内容については除外しています。)
クラフトアイテム・設備の使い方
ネセスでは様々な採集道具やクラフト施設が登場します。
道具やクラフト設備は用途に応じて細かく分かれており、若干分かりにくいものもあったので、それぞれの使い道について解説したいと思います。
採集道具
採集道具はマップ上のオブジェクトをアイテムとして採集するのに使用します。
以下の9種類が存在します。
- つるはし:石や鉱物・建築設備などを入手するのに使用します。上位鉱石を使ったつるはしでしか掘れない物もあります。
- 斧:主に木の伐採に使用します。
- シャベル:地表を掘るのに使用します。床材や雪・砂などを集めることができます。
- 鎌:農地で育てた作物を収穫するのに使用します。鎌で収穫した場合は改めて種を植え直す必要はなく、時間経過で再び同じ作物が育ちます。
- ハサミ:羊に使用すると羊毛を入手できます。羊を殺さずに羊毛を入手したい時に使用します。
- バケツ:水・溶岩などの液体を入れられる他、牛に使用することで牛乳を入手できます。
- 釣り竿:水辺で使用すると魚釣りができます。釣りには釣り竿の他にミミズ等の餌が必要です。
- ロープ:牛・羊・豚を捕まえて運ぶことができます。主に牧場を作る時に使用することになります。
- 虫網:蜂・女王蜂を捕まえることができます。養蜂所を作る時に使用します。
斧・シャベルはつるはし同様に上位鉱石のアイテムも存在しますが、木を切る(地面を掘る)スピードが早くなるのみで、上位鉱石の物でなければならない理由はほぼありません。
上位鉱石を使った道具を作る場合はつるはしを最優先に作りましょう。
プレイの仕方にもよりますが、多用する道具はつるはし・斧・シャベル・釣り竿くらい。
後は自動化などにより、勝手にNPCが集めてくれるものが多いです(NPCはこれらのアイテムがなくてもきっちり採集してくれます)。
ちなみに釣りも「釣り人」が代行してくれますが、一部ダンジョンでしか釣れない魚がいるのでプレイヤーも持っておいて良いでしょう。
ロープがない場合、牛などの動物はNPCの「動物飼育士」が直接販売してくれます。
クラフト設備
採集道具で集めたアイテムなどを加工し、新しいアイテムを作りだすのがクラフト設備です。
クラフト設備に以下の16種類があります。
- 細工台:装備品・アクセサリ・武器・道具・建材など様々なクラフトに使用します。2つのアップグレード版あり。
- 炉:各種鉱石から延べ棒に加工、砂からガラスのボトルを作成します。
- 大工作業台:家具類の作成に使用します。
- 鉄床:銅・鉄・金・永久水晶の加工品を作成します。
- 錬金調合台:各種ポーションを調合します。
- たき火:これ単体では何もしませんが、あぶり台 or 鍋を設置すると調理ができます。
- あぶり台:たき火に設置することで、肉・魚のあぶり料理を作ります。
- 鍋:たき火に設置することで、様々な料理を作ることができます。
- 製粉所:素材から小麦粉、米、砂糖、コーヒー豆を作成します。
- 飼葉桶:放牧地に設置し、小麦粉を入れることで牛・豚・羊の数を増やすことができます。
- 農地:地面に設置することで、種を植えられ、農業をすることができます。
- コンポスト:腐った食料などから肥料を作成します。
- チーズ製造機:牛乳からチーズを作成します。
- 養蜂箱:女王蜂・蜂を中に入れておくことで、定期的に蜂蜜を採取することができます。
- 調理台:あぶり台・鍋の料理+高度な料理を作ることができます。
- 造園作業台:様々な装飾用オブジェクトを作成できます。
クラフトは細工台(やそのアップグレード版)を使用することが圧倒的に多いですが、他にも炉、鉄床、錬金調合台、鍋、あぶり台(後に調理台に置換)はそれなりに使用します。
農業や放牧をする場合には農地・製粉所・飼葉桶辺りも必須です。
それ以外の物は優先度は低いと思うので、余裕があれば作る感じで大丈夫です。
農業・放牧の始め方
ここでは農業と放牧の始め方について詳しく解説します。
農業の始め方
まず最初に丸太から作れる農地をクラフトし、農業したい場所に設置します。
後々、色んな種類の作物を作りたい、もしくは生産性を上げたいとなることが多いと思うので、なるべく拡張できる場所を選びましょう。
各地の宝箱やNPC「農家」から購入できる種を農地に設置します。
すると時間経過で成長し、完全に成長した状態で「鎌」を使用すれば、作物と種を収穫できます。
以降、大きく成長したら収穫の繰り返しで作物や種を増やしていくことができます。
ブルーベリーやリンゴなどは生えている木を伐採し、入手した苗木を植えることで好きな場所で育てることが可能です。
こちらは農地も必要なく、どこでも育てることができます。
種は農地に植える、苗木はどこでも育つことを覚えておきましょう。
放牧の始め方
最初に動物に逃げられないように柵などで囲いを作っておきます。
ロープで引っ張ってきた羊・牛を囲いの中に放ちます。
(ゲーム中盤以降はNPC「動物飼育員」が販売している牛・羊・豚を織の中で実体化してもOK)
囲いの中に同じ動物が2匹以上いる状態にします。
飼葉桶を囲いの中に設置し、飼葉桶の中に小麦を入れておきます。
ここまで完了すると、自然と動物が増殖していきます。
数が増えたら動物を武器などで間引きし、肉や皮・羊毛などをゲットすることができます。
間引きの際、最低2匹は残しておかないと増えなくなるので注意してください。
開拓地の自動化・命令
ここでは開拓地の住民による自動化、住民への命令方法について解説します。
林業の自動化
開拓地の住民は農業や釣り、運搬などの仕事は特に設定せずとも最初から動いてくれますが、林業に関しては作業区域の設定をしないと動いてくれません。
作業区域を設定するには開拓旗を調べて、「作業区域の割り当て」タブから「林業区域の割り当て」を選択し、林業をさせたい場所をドラッグして色付けします。
割り当てた場所に伐採する木の苗木を植えておくことで、成長した木を伐採し、再び同じ場所に苗木を植えることを自動でやってくれるようになります。
ちなみに放牧に関しても放牧区域の割り当てをすることで間引きを自動化することができます。
エリア制限
住民は自由に動き回り、時にかなり遠くまで行ってしまうことがあり、夜間にゴブリンなどに襲われて死んでしまうことがあります。
死んでしまうと住民は完全にロストしてしまうので、住民を守りたい場合にはエリア制限を行うのがオススメです。
エリア制限の設定は開拓旗をクリックし、「制限」タブから「エリアを管理する」を選択します。
次の画面で「新しいエリアを作る」を選択します。
新しくできた「エリア1」の横のコンフィクボタンを押し、住民が動く範囲をドラッグして色付けします。
最後に「戻る」を選択し、「全ての開拓者」「新入り開拓者」をエリア1に設定すれば、全住民がエリア1の範囲から外へは出なくなります。
アイテム整理の自動化
住民は初期設定のままだと、設置したアイテムボックスに触れることができず、農業や林業で得たアイテムを片付けることも、アイテムボックス内にある料理を食べることもできません。
収納箱を触れるようにするためには、設置したアイテムボックスを調べ、右上の家マークをクリックする必要があります。
家マークが歯車マークに変わったらNPCがそのアイテムボックスから自由に物を出し入れできるようになります。
更に再度歯車マークを押すことで中に入れるアイテムを制限することができます(ボックスの中に入れたい物以外を×にする)。
ネセスには膨大なアイテムの種類があるので、これを利用して「このボックスは装備品入れ」「このボックスはポーション入れ」というように設定しておくと良いでしょう。
自分でアイテムを振り分けるのが面倒な場合は、全てのアイテムを×にしたアイテムボックスを設置し、その中にダンジョン等で入手したアイテムを放り込んでおくと、NPCが自動でその箱からアイテムを取り出し、別の箱へ自動で振り分けしてくれるようになります。
この設定は、アイテムボックスだけでなく、クラフト設備でも同じように機能します。
クラフト設備を調べ、右上の家マークを選択して歯車マークに変更し、歯車マークから自動でクラフトさせたい物を追加しておけば、以降NPCが自動で同じ物を作り続けてくれます。
料理など定期的に必要なものを設定しておくと楽になるので、覚えておきましょう。
襲撃者の簡単な撃退方法
ネセスでは、夜間不定期に盗賊による襲撃イベントが発生します。
長老や自警団以外のNPCは戦闘に向いておらず、結構な確率で死んでしまうため、住民を守るためには襲撃者に備えた拠点を作る必要があります。
襲撃者の簡単な撃退方法としては、拠点全体を壁等で囲み、一部分だけ開けておく方法が有効です。
こうすることで襲撃者はその開いた部分から必ずやってくることになります。
開いた部分にはダンジョンにある罠などを設置し、先制攻撃を食らわせてやりましょう。
罠を食らっている間にプレイヤーが遠距離攻撃をし続けることで、襲撃者を全滅させることができます。
装備が整っていないういは無傷で済ませるのは難しいかもしれませんが、こうすることでNPCをほとんど生存させることができます。
どのエリアに向かうのか?
画面の端まで移動することで、隣のマップに移動することができます。
ワールドマップは非常に広大で、どこまで行けば良いのか分からず、私は闇雲に世界中を回りまくってしまいました。
が、実は攻略だけを考えるなら、行く場所は以下の6か所だけで充分です。
- 初期位置(森バイオームの本拠地)
- 雪原バイオーム(できれば町があるところ)
- 砂漠バイオーム(できれば町があるところ)
- 沼地バイオーム
- ダンジョンの玄関
- 海賊の基地
これらの場所を1か所ずつ見つけたら、他の島を回る必要はほとんどありません。
雪原・沼地・砂漠はそれなりに行くことが多いので、ゲーム後半に登場するワープ装置を設置しておくと、移動がスムーズにできます。
(沼地に町は生成されないので、ダンジョンに行くにはハシゴを自分で設置する必要があります。)
ダンジョンの玄関、海賊の基地はそれぞれのボスを倒せば、用済みとなります。
ボス戦前にやっておくと楽なこと
ボスに勝てない!ここではそんな時にやっておくと楽なことを紹介します。
まず最初にやっておきたいことは、広いエリアを確保することです。
ボスはどれもサイズがでかめで、攻撃を避けたりする場合には広いフィールドがどうしても必要となります。
邪魔な壁にぶつかって動けなくならないよう、つるはしなどで場所を広く開けておきましょう。
深部エリアになると溶岩も多くなってきますが、各種岩石でクラフトできる「埋め立て地」で溶岩を埋めてしまう方法が有効です。
これで無駄なダメージを防ぐことができるので、面倒でもやっておくと楽になります。
また、ボス戦の最中に雑魚敵に絡まれないよう、松明を周りに設置しましょう。
雑魚敵は地上でもダンジョンでも暗い場所に沸くので、周囲を明るく照らしておくことで雑魚敵が出現しなくなります。
また、ボス戦前に食事やポーションでバフをかけておくことも、思った以上に効果が大きいです。
ゲーム終盤には1人でも旗を立てられるアイテムが登場するので、そちらも併せて使っていきましょう。
次回の記事では武器ごとの性質やオススメの装備品を紹介します。