Noita -魔法の杖やスペルの特性について解説!

ゲーム攻略

「Noita(ノイタ)」の面白い要素の1つは魔法の杖を自由にカスタマイズできることです。

ですが、カスタマイズのシステムはやや複雑で、最初のうちは思うように強い杖が作れないことも多いのではないでしょうか。
この記事では、杖のカスタマイズをするにあたって知っておきたい、基本的な知識をご紹介します。

杖のステータスについて

魔法の杖を拾う際、中に入っているスペル以外に注目してほしいのがごとに設定されているステータスです。
杖はそれぞれ性能が異なり、同じスペルが入っていても杖の性能次第で全く使い心地が異なります。

ここでは杖のステータスに設定されている項目を解説します。

シャッフル

設定されているスペルを順番に唱えるか、ランダムに唱えるかを決める項目です。
「はい」場合は杖に入っているスペルをランダムな順番で唱え、「いいえ」の場合は左から順番に唱えていきます。
基本的には「いいえ」の方が使いやすい杖と言えますが、「はい」の杖の方が他のスペックが高い傾向にあります。

呪文/詠唱

一度に唱える呪文の数を決める項目です。
1の場合はスペルを1つずつ使用し、2の場合はスペルを2つずつ使用するといった感じになります。
数が多いとマルチキャストなしに同時詠唱できるメリットがありますが、用途が限られてくるために「呪文/詠唱」は1が個人的には一番使いやすいです。

詠唱遅延

杖に入っているスペルが複数個ある場合、1つ目のスペルを唱えて、次のスペルを唱える際に発生する間隔が詠唱遅延です。
詠唱遅延が長いほどスペルの連射速度が遅くなるため、この値は小さいほど良いです。

リチャージ時間

杖に入っているスペルを一通り使い終わった後には、一旦リチャージという状態に入ります。
このリチャージかかる時間がリチャージ時間です。
詠唱遅延と同じく、リチャージ時間が長いほど連射がしにくくなるため、この値は小さいほど良い杖と言えます。

最大マナ

その杖が蓄えられる最大マナを示す値です。
杖の最大マナ以上のスペルは、杖に入れても発動しません。
また、最大マナが高ければ、マナチャージ速度が低くてもある程度スペルを連射することが可能なので、最大マナは多ければ多いほど良いです。

マナチャージ速度

杖のマナを回復する速度を表す値です。
スペルにはそれぞれ消費マナが設定されており、杖のマナを消費してスペルを放ちます。
この消費したマナを回復する速度がマナチャージ速度です。
消費マナがマナチャージ速度を上回る場合、マナが枯渇し、マナが回復するまでスペルが撃てなくなってしまいます。
マナチャージ速度は多ければ多いほど良いです。

容量

杖に入れられるスペルの数です。
容量が多いほど複雑なスペルの組み合わせが実現できますし、場合によってはスペルスロットが足りない場合の倉庫代わりとしても使用できます。

よって容量は多いほど良い杖と言えます。

拡散

スペルが狙った位置からどのくらいブレるかを示す値です。
当然ブレがない方が狙った位置に撃ちやすいため、拡散は小さい方が良いです。

常時詠唱

杖によっては、特定のスペルが常時詠唱として設定されていることがあります。
常時詠唱スペルはスロット内のスペルを使用した時に、必ず一緒に発動します(常時詠唱スペルはマナを消費しません)。

常時詠唱に設定されるスペル次第で非常に役立つこともあれば、全く役に立たない(自滅する)こともあります。
「マナを追加する」「クリティカルプラス」などが付いていると使い勝手が良いです。

スペルの種類について

Noitaに登場するスペルの数は非常に多く、性能も多岐にわたります。
スペルのタイプとしては上記画像の10種類がありますが、ここでは最もよく使用することになる左側のスペルタイプを中心に解説したいと思います。

放射物スペル(回数無制限)

スパークボルトを始めとした敵にダメージを与えることを主な用途とする回数無制限のスペルです。
初期杖の1本目に入っているのは、全てこれに当たります。
また例外として、自分や当たった敵をテレポートさせる系のスペル(テレポートボルトなど)もこのカテゴリーに含まれます。

使用しやすい投射物スペルを、マルチキャストや放射物調整版で強化していくのが、魔法の杖の強化の基本となります。

放射物スペル(回数制限あり)

※ゲーム内では上記回数無制限の放射物スペルと同じ扱いですが、今回の記事では別カテゴリーとして扱います。

爆弾を始めとした強力なダメージと地形破壊効果を持つことが多い回数制限のあるスペルです。
初期杖の2本目に入っているのは、全てこれに当たります。
例外として、治癒のボルトや召喚系スペルもこれに含まれます。

回数制限があり爆発に巻き込まれると自傷ダメージがあるため、使う場所は限られますが、強敵を一発で倒したいときや、壁や通路を壊したい時などに便利です。

トリガースペル

トリガースペルは、そのスペルが壁や敵に触れた時に、別のスペルをその場で発動するスペルです。
同じようなスペルとしてタイマースペルがあり、こちらは時間経過or壁や敵に触れた時に別のスペルをその場で発動します。

トリガースペルは射線が切れている状態でも壁に反射させて一方的に攻撃できる他、トリガー後の魔法の詠唱遅延をなしにする特徴を活かして、強力なスペルを連発するなどの用途で使われます。

マルチキャスト

マルチキャストは、別のスロットに置いた2つ以上のスペルを同時に撃ち出すスペルです。
マルチキャストには〇倍呪文系(連続で複数のスペルを撃ち出す)、スキャッター呪文系(照準率の低いスペルを同時に撃ち出す)、編隊系(複数のスペルを同時に編隊の形に撃ち出す)の3種類があります。

スペルを同時発射することで、攻撃力が強化されるのはもちろんのこと、マルチキャストをかませることで、複数のスペルに放射物調整版の効果を乗せることもできます。

放射物調整版

放射物調整版は放射物などのスペルを強化するスペルです。
シャッフルがいいえの杖の場合、放射物調整版・放射物の順に並べることで、放射物調整版の効果が乗った放射物を発射します。

調整版には様々な種類があります。
組み合わせ次第で弱いと思っていた放射物が思わぬ力を発揮するなどの発見があるかもしれません。

その他のカテゴリー

以下のカテゴリータイプ名は特に覚える必要はありませんが、これらのスペルも組み合わせ次第で強力な効果を発揮します。

静電投射物:動かずにその場で効果を発動するスペル。酸を生み出したりする危険なスペルも多いので、トリガースペルなどと組み合わせて使うのが良さそうです。

ユーティリティー:「お見通し」や「遠距離詠唱」などが該当します。スペルによって全く性能が異なるので、それぞれのスペルの説明を読んで使用しましょう。

受け身:「たいまつ」系や「エネルギーシールド」系が該当します。

資材:水や土など資材を生み出すスペルです。危険な資材を生み出すスペルはトリガースペルなどと併用しましょう。
「水」などのスペルは「チェーンソー」のように連射系杖を作るのに役立ったりもします。

その他:特殊な場所でのみ取得できるスペルです。全容は私もまだよく分かりません。

実際に杖にスペルを装備した時の挙動

魔法の杖を実際に使用する時には、魔法の杖のステータスに加え、装備しているスペルの消費マナや詠唱遅延・リチャージ時間・拡散などの効果が乗っかった状態で発動します。

実際にどのような挙動になるのかを説明したのが、上記の画像です。
こうしてみると複雑そうに思えますが、聖なる山で付け替えながら試し撃ちできるので、どの組み合わせ・順番が良いのか色々試しながら覚えていくといいでしょう。