「The Last Flame(ザ・ラスト・フレイム)」攻略記事第1回。
前回の記事では「The Last Flame」がどんなゲームなのかを紹介しています。
今回の記事ではゲーム中に登場する様々な用語を分かりやすい紹介します。
はじめたばかりの人だと要素が多すぎて意味わからん!となりがちな作品だと思いますが、これを読んでからプレイすれば少し分かりやすくなるかもしれません。
ヒーローのステータスについて

まず最初にヒーローのステータスに表示される様々な記号・数値について解説します。
ヒーローランク
いわゆるレベル的な数値です。
戦闘開始(もしくは終了後)の画面の左下に表示されているトロフィーをヒーローに使用することでXPを得られ、一定量与えることでランクを上昇させることができます(戦闘でもわずかながらXPを獲得できます)。
ランク2、ランク4上昇時には追加のパッシブスキルが得られ、それ以外のランクではランダムに選ばれた4つのステータスから1つを選んで上昇させることができます。
しっかりランクを上げている場合、ステージ3クリア時には大体ランク4~5程度になると思います。
ヒーロータイプ
詳しくは後述しますが、ヒーローの役割や特徴を表しているアイコンです。
一番上のアイコンは全ヒーロー共通で近距離攻撃か遠距離攻撃かを表すアイコンになっています。
装備品
そのヒーローが装備しているアイテム(武具or鍛錬アイテム)です。
画面下のツールバーにあるアイテムをドラッグして装備スロットに移動させることで装備させることができます。
基本は1人のヒーローにつき、3つまで装備可能です。
レシピは単独では装備できません。
パッシブスキル
マナを必要とせずに効果を発揮するスキルです。
ヒーローランクを4まで上昇させることで、3つまで持つことができます。
一番上のパッシブスキルはそのヒーロー固有のパッシブスキルで、変更することができません。
アクティブスキル
ヒーロー固有の”魔法”です。
本作で言う魔法は全てアクティブスキルのことだと思っておきましょう。
マナが最大まで貯まると自動で使用します。
多くのアクティブスキルは魔力の影響を受け、威力や性能が上昇します。
ここからは装備品などを付けることで数値が変動するステータス値となります。
体力
ヒーローの体力(HP)です。
マナ
ヒーローがアクティブスキルを使用するためのもの。
マナは通常攻撃を当てるか、マナリジェネで回復することで1ずつ貯まり、最大値になるとマナを全消費して1回アクティブスキルを放ちます。
つまり、マナの最大値は低いほどアクティブスキルが連発しやすいということになります。
防御力
高いほど敵からのダメージをカットする割合が高くなります。
攻撃ダメージ
通常攻撃のダメージです。
物理ダメージとも呼ばれます。
遠距離攻撃キャラは通常攻撃でも明らかに魔法を撃っているように見えますが、全て物理ダメージです。
攻撃速度
通常攻撃を繰り出すスピードです。
攻撃速度は通常攻撃のダメージの底上げだけでなく、マナの回復量にも関わってきます。
クリティカルヒット率
通常攻撃がクリティカルヒットする確率です。
「全方位クリティカル」の特性を持っているキャラクターはアクティブスキルにも適用され、攻撃だけでなく、回復量などもクリティカル判定が付きます。
クリティカルダメージ
クリティカルヒットした攻撃のダメージ倍率です。
装備なし状態では1キャラ(ジェームズのみ150%)を除き200%になっています。
要するに初期値ではクリティカルヒットすると通常攻撃の2倍のダメージを与えることになります。
魔力
アクティブスキルを強化する数値です。
初期値は全員0。
通常攻撃よりもアクティブスキルを多用するタイプのヒーローなら積極的に上げていきたいです。
ただし、数値が固定している一部ヒーローは魔力を上げても何も効果がありません。
マナリジェネ
マナを自動回復する数値です。
数字は10秒あたりの回復量を表しており、マナリジェネ1なら10秒で1回復することになります(通常攻撃でのマナの回復は別途行われます)。
多ければ多いほど、アクティブスキルの使用頻度が上がります。
ライフスティール
マジックスティール
ライフスティールは通常攻撃を当てた時にダメージの〇%を回復する能力、マジックスティールはアクティブスキルを当てた時にダメージの〇%を回復する能力です。
例えばライフスティール10%で通常攻撃100ダメージを与えると、そのヒーローは体力を10回復します。
通常攻撃のダメージが高い、攻撃速度が高い場合などには回復量がモリモリ上がります。
マジックスティールは敵を攻撃するタイプのアクティブスキルでないと効果がないので注意。
その他バフ効果
その他バフ効果には以下のようなものがあります。
被回復効果:回復効果を〇%高める
被シールド効果:シールド効果を〇%高める
エーテル増幅:エーテル攻撃ダメージを〇%高める
これらの数値は装備品やパッシブスキルで上昇することがあります。
シールドは一部のヒーローが使用するアクティブスキル・パッシブスキル効果で、ダメージを受ける時にシールドがあれば体力よりも先にシールドがダメージ受けてくれます。
エーテル増幅はエーテルダメージを増やしてくれる効果があります。
エーテルダメージとは通常攻撃やアクティブスキルとは別枠のダメージであり、通常攻撃の追加ダメージとして付属したりすることが多いです(他にも様々なパターンがあります)。
ヒーローの役割

The Last Flameには様々な特徴を持ったヒーロー達が登場しますが、特徴によって3つのタイプに分類することができます。
タンク
味方の盾となり、最前線で敵の攻撃を受ける役割を持つヒーローです。
アクティブスキルに”挑発”(敵を引きつける効果)を持っているキャラであれば、他のキャラクターが攻撃されている時にタンクの方に攻撃を向かせることが可能です(ただし効果は薄めで必須ではない)。
タンクはヒーローの性質によって以下の2つに細分化することができます。
回復型:自己回復能力を持ち、体力を回復して敵の攻撃に耐えるタイプ
防御型:防御力を高めて、ダメージを抑えながら敵の攻撃に耐えるタイプ
基本的に回復型は体力重視、防御型は防御力を重視した装備やパッシブスキルを選択した方が良いでしょう。
また、アクティブスキルによる自己強化を受けながら敵の攻撃を耐えるタイプも多いため、魔力やマナリジェネも重要です。
アタッカー
メインのダメージソースとして敵にダメージを与え倒す役割を持つヒーローです。
タンク・サポーターに比べてアタッカー向きのヒーローは数が豊富で、更に4つに細分化することができます。
物理型:通常攻撃を主なダメージソースとするアタッカー
魔法型:アクティブスキルを主なダメージソースとするアタッカー
エーテルダメージ型:エーテルダメージを主なダメージソースとするアタッカー
ハイブリット型:攻撃ダメージと魔力のどちらも参照するアタッカー
物理型は攻撃ダメージやクリティカル率・クリティカルダメージを重視、魔法型は魔力や攻撃速度(マナリジェネ)を重視した装備・パッシブスキルを付けるといいでしょう。
エーテルダメージ型はエーテル増幅、攻撃速度を重視(キャラクターに拠る)、ハイブリット型は攻撃ダメージ、魔力を均等に上げるといいでしょう。
後述する状態異常を絡めると更にダメージアップを狙えます。
サポーター
味方に回復やバフ効果(敵にデバフ効果)を与える役割を持つヒーローです。
ゲーム上では特に分類されていませんが、私は以下の2種類に分類しています。
回復型:味方を回復したり、シールドを付与するサポーター
バフ型(デバフ型):味方にバフ効果を与えたり、敵にデバフを与えるサポーター
回復型は攻撃は二の次で、とにかく魔力・マナリジェネ重視で、アクティブスキルをどんどん使える装備・パッシブスキルを付けるといいでしょう。
バフ型(デバフ型)はタンク・アタッカーなどと兼任することも多く、その時のパーティーに応じて足りない部分を補うような装備・パッシブスキル構成になると思います。
これらのタイプ分類はゲーム上でヒーローアイコンとして表示されています。
ヒーローアイコンを確認して、どの役割に向いているヒーローかを確認してパーティーに組み込んでいくといいでしょう。
ヒーローによっては複数の役割がこなせることもあります。
パーティーの組み合わせ

パーティーを作る際には、タンク・アタッカー・サポーターをバランスよく組むことが大切です。
理想的な組み合わせとしては、上記画像のような編成だと思います。
特に最重要となるのはタンクで、パーティーに最低1人は欲しいところ。
タンクが生存している間にアタッカーで集中攻撃して敵を全滅させるのが基本戦略です。
サポーターがいなくてもパッシブスキルで何とかなることもありますが、回復型がいた方が多少安定はしやすいでしょう。
アタッカーは近距離攻撃タイプと遠距離攻撃タイプどちらもいるのが理想です。
近距離攻撃アタッカーは敵の範囲攻撃に巻き込まれて死にやすいデメリットがありますが、防御力が少し高めになっており、装備品などでサブタンク的な役割もこなすことが可能です。
遠距離攻撃アタッカーは近接攻撃が届かない範囲から攻撃することができますが、敵の遠距離魔法攻撃でアッサリ死ぬデメリットがあります。
遠距離に配置しても攻撃を食らう場面があるので、役割にこだわり尖った成長をさせすぎないことも大切です(例えば遠距離アタッカーだからと言って最大体力が減る装備品をつけすぎる等)。
攻撃と防御をバランスよく成長させていきましょう。
攻撃と状態異常の関係

ヒーローのアクティブスキル・パッシブスキルや、装備品などには、「出血1を与える」など敵にデバフを与える効果が書かれているものがあります。
これらのデバフ効果は他のゲームと違いスリップダメージのようなものはなく、対応する攻撃を当てた時にはじめて効果を発揮します。
出血
通常攻撃を行った時、対象の出血1につき、25%の確率で攻撃ダメージが1.5%上昇。
クリティカルの場合は1.5%上昇効果が確定で発動する。
出血が少ないと効果が微妙すぎますが、例えば「出血10でクリティカル攻撃を出せば15%ダメージ上乗せ」と考えるとなかなかの上昇です。
クリティカル特化のアタッカーと相性の良いデバフ効果です。
凍結
魔法攻撃を行った時、対象の凍結1につき、2%のダメージ上昇。
魔法攻撃=アクティブスキルです。
特に魔法アタッカーと相性が良いデバフですね。
火傷
攻撃ごとに、対象の火傷に等しいダメージを与える。
アビリティやその他のエーテルダメージが火傷1につき、1.5%上昇。
エーテル攻撃のダメージ上昇だけでなく、わずかながら他のダメージにも上乗せがあります。
特にエーテルダメージと相性が良いですが、他の攻撃がメインでも得なデバフ効果です。
感電
発動時、敵の感電1つにつき1.5%の確率で対象を1秒間スタンさせる
その他のスタン効果の持続時間が感電1つにつき2.5%上昇。
スタンは敵が動きを止める効果のこと。
感電のみ単体でも多少効果があり、発動時(感電を付与した時?)1秒間動きを止められます。
感電を積み重ねてスタン効果を発動することができれば、棒立ちの敵を殴り放題です。
また敵へのデバフ効果ではありませんが、ゲーム後半で唐突に登場するサージについてもこの機会に説明しておきたいと思います。
サージ
サージ能力を持つヒーローがいる場合(サージ関連のパッシブスキル・装備品を装備しているヒーローがいる場合も含む)、画面左にサージゲージが出現。
サージゲージは1秒につき自動でエネルギーが15ずつ貯まり、このゲージがいっぱいになると「サージする」状態になり、サージゲージのレベルが1つ上がります。
サージ関連アイテムを装備するほど、付属効果「サージ速度低下」により、サージゲージが貯まるまでの必要エネルギーが上がり「サージする」状態になりにくくなります。
これを解消するのがサージ関連アイテム等についている「エネルギーを得る」効果です。
装備品等で得られたエネルギーはサージゲージのエネルギーに加算されるため、サージに必要なエネルギーが増えた分を補うことができ、サージレベルが上がりやすくなります。
サージレベルは初期段階では最大12レベルまでとなっており、それ以上は装備品等で上限値を上げないと上げることができなくなっています。
…と説明しても分かりづらいかもしれません。
初心者の方は時間経過で効果が得られるものと思っておいても大間違いではないのでOKです。
ヒーローの強化要素

ここからはヒーローを強化する要素について説明します。
武具
丸いアイコンのアイテム。
そのまま装備スロットに装備することが可能です。
ステータス値のうち、1つか2つを強化する効果があります(一部1つのステータスを大幅に強化する代わりに、別のステータスを下げる効果を持つものもあります)。
レシピ
四角いアイコンのアイテム。
こちらは単品で装備スロットに装備することはできません。
武具と一緒に鍛錬することで装備できます。
鍛錬
武具とレシピを1つずつ選択し、合成すること。
画面右下の鍛錬メニューで行えます。
合成すると、武具の効果とレシピの効果が組み合わさった装備品が完成します。
ランク上昇ボーナス
トロフィーを使ってヒーローのランクを上昇させた時に現れるボーナスです。
ランク2、ランク4ではパッシブスキルを覚えることができ、ランダムで出てくる4つのパッシブスキルから1つを選択します。
それ以外のランクでは、ランダムで提示される4つのステータス値の中から1つを選んで上昇させることができます。
ランク上昇ボーナスで得た2つ目・3つ目のパッシブスキルはスター戦やイベント等で変更することが可能です。
オリジン
篝火をはじめて訪れた時に得られる紋章のようなもの。
6つの中から1つを選択します。
パーティー全体に影響する効果を持ち、効果は絶大。
オリジンは1つしか持てませんが、2度目以降に篝火を訪れた際には、オリジンを変更することも可能です。
レリック
冒険の最初やボス戦、エリート戦などの報酬で入手できるアイテム。
パーティー全体に効果を及ぼします。
中には稀にクリックして使用するレリックもありますが、ほとんどのレリックは常時発動。
パーティーによっては逆にマイナス効果になるようなレリックもあるので、選ぶ時は要注意です。
攻撃方法・ステータス・状態異常の関係

The Last Flameではこれまで紹介した攻撃方法・ステータス・状態異常が複雑に絡み合っています。
上記画像はゲーム開始時点でのそれぞれの関係です。
この時点で既にややこしいですが、冒険の途中で入手するヒーローのスキル(アクティブ・パッシブ)、装備品、オリジン、レリックなどの効果により、どんどんシナジーが発生する線が足されていくことになります。
例えば「召喚獣の数だけ攻撃ダメージを得る」という効果がある装備品を装備すると、召喚獣と通常攻撃にシナジーが生まれるといった感じです。
多くの要素同士が緩く繋がっており、1つのシナジーでパーティー全体をガチガチに固めなくても近いシナジーを組み合わせることで何とかなるようになっています。
次回の記事では「The Last Flame」に登場する全65人のヒーローの性能(アクティブスキル・パッシブスキル)とオススメの強化方法を紹介します。