Slay the Spire -初クリアを目指すための攻略ヒント

ゲーム攻略

「Slay the Spire(スレイザスパイア)」は慣れない人にとってかなり難しいゲームだと思います。
しかし、ある程度コツを掴むと、誰でもそれなりにクリアできるようになります。

今回は「Slay the Spire」を始めたばかりの人向けに、初クリアするための知識とコツをお伝えしたいと思います。

冒険の途中で入手できるものについて

初心者にとって分かりづらいのが、ゲーム内で入手できるアイテムです。

カードは…まぁ分かりますよね。
戦闘で攻撃・防御などに使用するものでアタック・スキル・パワーの3種類のカードがあります。
アタック・スキルカードは同じカードを戦闘中何度も使用できますが、パワーカードは1戦闘に1回しか使用できない点に注意してください。

カードの入手方法は、通常敵・エリート・ボスの報酬として3枚のうち1枚選んで入手できる他、ショップで購入したり、イベントで入手します。
また、休憩所で鍛冶を使用することにより、カードをアップグレードでき、より強力なカードに変えることもできます。

ポーションは一時的な効果を付与するアイテムです。
バフ・デバフ効果、HP回復(最大値アップ)、一時的に使えるカードを生成など様々な効果を即座に発揮し、使用すると無くなります。
画面上のポーションベルトに3個まで持つことができ、ポーションベルトから直接使用できます。
1度使ったら無くなるので、ポーション頼りの戦略は取りにくいですが、どうしてもカードのみで悪い状況を打開できない時などには大きな助けになるでしょう。

ポーションの入手方法は、通常敵・エリート・ボスの報酬としてドロップすることがある他、ショップ購入・イベントで入手できます。

レリックは入手すると恒久的に効果があるアイテムです。
プレイヤーが操作しなくても、条件を満たすと自動的に効果が発動します。
各キャラクターはそれぞれ最初から1つレリックを所持しており、例えばアイアンクラッドが戦闘終了時にHPが6回復するのは初期レリック(バーニングブラッド)の効果によるものです。
物によってはデッキ生成に大きく影響するようなレリックもあります。

レリックは通常敵からはドロップせず、エリート・ボスの報酬、ショップ購入、イベント入手のみとなります。
カードと違い、エリートから入手できるレリック・ボスから入手できるレリックなどはある程度決まっています。
レリックはほとんどがプラスに働くため、多く入手するほど有利になりますが、入手するためにはエリートを倒したり、イベントで大きなマイナスを背負うなどリスクもそれなりに大きいです。

デッキの作り方の基本

続いて基本的なデッキの作り方についてです。
ここで解説するのはあくまで一例ですが、「ゲームに慣れるまで失敗しにくい」方法です。

各キャラクターは初期デッキにアタック用カードの「ストライク」とブロック用カードの「防御」を複数枚ずつ所持していますが、「ストライク」「防御」はどのキャラクターにとっても最弱カードであり、まずはこの2種類を強いカードに置き換えていくのがデッキ強化の近道です。

序盤は「ストライク」の代わりとなる攻撃手段や、「防御」の代わりとなるブロック獲得カードを中心に取っていきましょう。
この時ポイントは、なるべくエナジー1以下のものを選ぶこと。
初期エナジーは3しかないため、エナジー2以上のカードは使いづらいことが多いためです。
また、HPを消費したり、状態異常カードを生成するようなマイナス効果が出るカードは慣れないうちは避けた方がいいでしょう。

「ストライク」「防御」の代わりとなるカードが入手できたら、ショップの右下にある「カード削除」から「ストライク」や「防御」を適宜削除していきます。
こうすることで、戦闘中に安定して強いカードを引きやすくなります。
また、?イベントでもカード削除ができることがあるので、出た場合は有効に利用しましょう。

「ストライク」「防御」の代わりとなるカードをそれぞれ2枚~3枚ずつ獲得し、「ストライク」もしくは「防御」が1~2枚削除できれば、充分1章のボスは撃破できます。

カードを揃えていく中で、デッキの軸となるカード(レリック)が入手できれば、徐々にそのカードと相性の良いものを揃えていく形になります。
タイミング的には1章後半~2章の途中くらいまでにコンセプトが決められるのが理想です。
具体的な軸となるカードについてはキャラクターごとの記事で書いてみたいと思います。

Slay the Spireをクリアするためのヒント

ここからは初回クリアを目指すために、心がけたい6つのポイントを紹介します。

エリートとの戦闘は極力避ける

エリートは倒すとレリックを入手できる大きなメリットがありますが、その分強く、倒せたとしても大きなダメージを追う可能性も高いです。
死んでしまってもせっかく強いレリックが入手できても本末転倒なので、初心者のうちは無理にエリートを狙わない方が無難でしょう。

もしもエリートを狙うのであれば1章の後半にいるエリートか2章のエリートを1回~2回チャレンジする程度にしておくのが良いと思います。

HPを減らさない立ち回りをする

本作のバトルではなるべくHPを減らさない立ち回りが重要になります。
これは「ブロックでなるべく敵の攻撃を防ぐ」というだけでなく、時には「敵の強力な攻撃が来る前に被弾覚悟で倒す」という意味も含まれます。

例えばアイアンクラッドの場合、戦闘終了時に初期レリックでHPを6回復することができるため、多少ダメージ食らってでも敵を早く倒した方が結果的に被害が少なく済むということもあり得ます。
単純にダメージを全て防ぐだけでなく、どのようにしたら最もダメージを少なくバトルを終わらせられるかを考えてカードを使用していきましょう。

攻撃と防御のカードはバランスよく取る

上記の「デッキの作り方」の補足になりますが、慣れないうちは攻撃と防御のバランスを考えてデッキを作るのがオススメです。

例えばアタックカードを入手したら「ストライク」から優先して削除する、防御的なカードが多ければアタックカードを優先して取るという風に、最初のデッキの攻撃:防御の割合をなるべく崩さないようにすると安定したデッキが作りやすくなります。

パワーカードは使用することで大きな効果をもたらしますが、入れすぎると攻撃・防御カードを引けなくなるので最初は数枚に絞って入れるのがいいでしょう。

休憩所では鍛冶優先

休憩所ではHPの回復かカードを1枚アップグレードする鍛冶のどちらか一方が行えます。

鍛冶によるアップグレードの効果は大きく、例えば初期カードの「ストライク」がダメージ6から9へ、「防御」が5ブロックから8ブロックへとパワーアップします。
アップグレードしたカードがデッキ内に多ければ多いほど単純に強くなります。

ですから、休憩所ではなるべくHPの回復ではなく、鍛冶を優先したいところ。
そのためにも、道中ではHPを減らさない立ち回りが重要となります。
休憩所は全て鍛冶に使えるのが理想です(とは言え死んだら無意味なのであまりに危ない時はHP回復してください)。

マイナスイベントはスルーする

?マスで起こるイベントは様々なものがありますが、中には「○○を得るかわりにHPを減らす」とか「○○を得る代わりに呪いを受ける」というような選択肢が出現するものがあります。

慣れればリターンに見合うリスクなのかどうかは分かってきますが、最初のうちはリスクのある選択肢はなるべく選ばない方が無難です(ゴールド消費系のリスクは問題なし)。
に呪いを受ける系のリスクは後々痛いことが多いので、スルーをオススメします。
HPダメージ系のリスクは充分にHPに余裕があれば受けてみてもいいかもしれません。

ボスレリックはエナジー増を優先

章の最後に登場するボスを倒すと、強力なレリックが3種類から1つ選べます。
中でも優先したいのが、エナジーを増やすレリックです。
エナジーを恒久的に増やす手段はこのレリックしかなく、エナジーが増えることによって1ターンで使えるカード枚数を増やしたり、コストの高い強力なカードも使いやすくなるためです。

エナジーを増やすレリックには全てにマイナス効果が付与されていますが、「ししおどし」「コーヒードリッパー」「苦痛の印」辺りはまだ緩めのマイナス効果と言えます。
ある程度デッキが完成しているのなら「エクトプラズム」「壊れた王冠」「融合ハンマー」辺りも許容できるでしょう。

エナジー増加レリックとそのリスク一覧

ししおどしポーションが入手できなくなる
エクトプラズムゴールドを入手できなくなる
コーヒードリッパー休憩所で休憩できなくなる
ベルベットチョーカー1ターン6枚までしかカードをしようできなくなる
ルーニックドーム敵の行動予定が見えなくなる
呪いの鍵ボス宝箱以外の宝箱を開けると呪いを獲得
壊れた王冠報酬のカード選択画面で1枚しか表示されなくなる
※苦痛の印「負傷」2枚を入手する
融合ハンマー休憩所で鍛冶ができなくなる
賢者の石戦闘開始時にすべての敵が筋力1を得る
※苦痛の印はアイアンクラッド専用レリックです

今回書いたのはあくまで「初回クリア」を目指すためのコツです。
「Slay the Spire」は様々な遊び方ができるのも魅力で、例えば「1枚もアタックカードを入れないデッキ」「状態異常や呪いがモリモリ入ったデッキ」などでもクリアは可能だったりもします。
また、特定の強力なデッキを作るためには今回のセオリーを全く無視した方が良い場合もあります。

慣れてきたら、敢えていつもとは違うカード選びをして遊んでみても面白いですよ。

タイトルとURLをコピーしました