バイオプロトタイプ -器官の種類と性質について

ゲーム攻略

「バイオプロトタイプ(BIO-PROTOTYPE)」では実験体(操作キャラクター)の攻撃を強化する器官を理解する必要があります。

しかし、種類が多く、何がどのような役割なのか最初は少し分かりにくいかもしれません。
この記事では器官の種類とアンロック条件、それぞれの性質について解説したいと思います。

器官の種類とアンロック条件

バイオプロトタイプに登場する器官の種類は上記画像の全18種類あります。
このうち10種類は最初から使用することができますが、8種類は条件を満たしてアンロックする必要があります。
全器官をアンロックすることでビルドの幅が大きく広がるので、できるだけ早めにアンロックしたいところです。

以下は8種類のアンロック条件を紹介します。

網膜:2000細胞の累計採取
膀胱:1体のボスを倒す
肺:羽のバフを持ってボスを倒す
胃:1つの脳のみで実験1以上をクリア
粘液線:累計5000体の敵を倒す
つの:4つの脳で前足を接続する
根:1つの脳に10の器官を組み立てる
羽:腹と毒嚢を同時に連結する

「網膜」「膀胱」「粘液線」は普通にプレイしていれば自然と達成できると思います。

「つの」「根」「羽」はどれも器官の組み立てに関する条件ですが、これは一度組み立てればOKなので、実験で使用する必要はありません。
根の10の器官組み立ては「脳の容量追加」で増やすか、チビスケで段階1をクリアするとアンロックされるハーモニーというキャラクターを使用すると楽に達成できます。

かなり狙わないと条件達成できないのが、「肺」と「胃」です。
「肺」は羽をアンロック済みの状態で、脳ー腸ー羽と接続すると、自キャラの真下にバフエリアが形成されます。
このバフが効いている状態でWAVE10以上に登場するボスを倒せば達成できます。
「胃」はの条件達成はチビスケで行っても良いですが、4つの脳を持つことで開放されるシャープというキャラクターで段階1以上をクリアすると登場する、ハンクというキャラクターを使用するのが最も楽だと思います。

器官の性能について

器官にはそれぞれレアリティのようなものが設定されており、器官の名称部分の色によって性能が大きく異なります。
性能は灰<青<黄の順で良くなり、「培養」で器官の品質を高めると、性能の良い器官が入手しやすくなります(実験後半になるほど黄色の器官が入手しやすくなるようです)。

また、同じ色の器官で合っても、数値には多少ばらつきがあります。
同じレアリティであっても、血管の数など重要な要素も違いがあったりすることも。
器官を選ぶ時には、レアリティを見るだけでなく、中身のステータスもしっかり確認するようにしましょう。

ちなみに、変異画面では器官を売って細胞を入手することもできますが、灰=30細胞、青=50細胞、黄=70細胞で売ることができます。

器官の役割

器官には大きく分けて●器官と◆器官の2種類があります。
脳に●器官ー◆器官の順番で接続することで攻撃が追加されますが、●器官と◆器官の組み合わせ方によってどのような攻撃になるかが決定します。

●器官によって規定される主な項目としては以下のようなものがあります。

  • 血管の数(多いと複数の攻撃手段を一気に組み込める)
  • 効果倍率(高いほど◆器官のダメージを底上げできる)
  • 活性化周期(短いほど短期間で◆器官の攻撃を連射できる)
  • アクティブ条件(◆攻撃を発射するための条件)
  • 効果範囲(大きいほど攻撃範囲が広がる)

◆器官によって規定される主な項目としては以下のようなものがあります。

  • 血管の数(多いほど右側に多くの●器官を接続できる…が●器官の血管の数に比べると重要性は低い)
  • 効果(どのようなアクションを行うか、器官によって大きく異なる)
  • 持続時間(攻撃が続く時間、長いほどフィールドに残る時間が長い)
  • ダメージ(攻撃の基礎ダメージ、もちろん大きいほど強い)
  • 繁殖力(再生力)(後裔や根から仲間やアイテムが生まれる頻度、高いほど生まれやすい)
  • 減衰率(脳から離れるほど威力(や繁殖力など)が落ちる割合、一部器官に設定されている)

器官の組み合わせ例

上記の内容を実際の組み合わせ例から解説してみたいと思います。

今回は例として以下の4種類の器官を使用します。

  • 白狐の脊椎:活性化周期ごとに左をアクティブ化、活性化周期 1.0秒、効果 120%
  • ボクサーの神経:敵に当たると左をアクティブ化、効果 30%
  • サンゴの触覚:3発の弾を発射する、ダメージ 3、クリティカル率 10%
  • 骸骨の前足:扇状の範囲攻撃を行う、ダメージ 18、クリティカル率 30%

まず、これを以下のように並べてみます。

脳 ー 白狐の脊椎 ー サンゴの触覚 ー ボクサーの神経 ー 骸骨の前足

この場合、1.0秒ごとに1発4ダメージ(四捨五入で計算)、クリティカル率12%を与える弾を発射。
敵に当たると、当たった場所で12ダメージ、クリティカル率10%の骸骨の前足が発動します。

では「サンゴの触覚」と「骸骨の前足」を入れ替えるとどうなるでしょうか。

脳 ー 白狐の脊椎 ー 骸骨の前足 ー ボクサーの神経 ー サンゴの触覚

1.0秒ごとに22ダメージ、クリティカル率36%の骸骨の前足を発動。
敵に当たった場合、その敵から別の敵に向かってダメージ1、クリティカル率3%のサンゴの触覚が発射します。

このように並べ方によって、攻撃の挙動やダメージは大きく変化します。

続いて血管の数についてです。
血管とは器官同士を繋ぐ線のことで、多いほど後ろに多くの器官を接続することができます。
血管の数は●器官、◆器官どちらにも設定されていますが、特に重要となるのは●器官の血管の数です。

なぜなら●器官の血管の数=攻撃バリエーションの数となるからです。
一方、◆器官に血管の数が複数あっても、全てに●器官を接続しないといけない関係上、多くの器官を接続する必要が出てきます。
脳容量には限りがあるため、あまり効率的な接続とは言えません(本作はローグライクなので、毎回完璧な形にできるわけではないですし、こういう形になることもありますが…)。

白狐の脊椎の血管の数が3の場合=4つの器官で3つの攻撃が出せる

脳 ー 白狐の脊椎 ー サンゴの触覚
         ー サンゴの触覚
         ー サンゴの触覚

サンゴの触覚の血管の数が2の場合=3つの攻撃を接続するために6つの器官が必要

脳 – 白狐の脊椎 ー サンゴの触覚 ー ボクサーの神経 ー サンゴの触覚
                 ー ボクサーの神経 ー サンゴの触覚

続いて血管が2以上になった場合の挙動を以下の例で紹介します。

脳 ー 白狐の脊椎 ー サンゴの触覚 ー ボクサーの神経 ー サンゴの触覚
         ー 骸骨の前足

この場合白狐の脊椎が血管の数:2となっており、1.0秒ごとに120%の効果を持つ、「サンゴの触覚」「骸骨の前足」が同時に発動します。
そして「サンゴの触覚」が敵にぶつかると、敵から別の敵に向かって、30%効果の「サンゴ触覚」が発動します。

基本の繋ぎ方としてはこんなところ。
準備画面の「テスト」を選択すると、どのような攻撃なるのかが分かるので、つなぎ方を色々変えて試してみるのも楽しいです。

次の記事では「バイオプロトタイプ」に登場する全器官を解説してみたいと思います。