バックパック・バトル -初心者が10勝するためのポイント

ゲーム攻略

「バックパック・バトル」攻略記事3回目。

前回・前々回の記事はこちら↓

今回の記事は初心者の方向け(ブロンズ~プラチナランク辺りの方)に10勝するための基礎知識を紹介したいと思います。
「アイテムを適当に並べるだけじゃ勝てなくなってきた…」と感じ始めている方は是非参考にしてみてください。

ステータス・アイテム性能の解説

まず最初に基本となるキャラクターのステータスとアイテム性能について解説します。

キャラクターのステータス

ゴールド

ショップでアイテムを購入するためのお金です。
毎ラウンド一定のゴールドが入手でき(入手できるお金はラウンドごとに少しずつ増えていく)、残ったゴールドは次のラウンドに持ち越されます。
入手できるゴールドは「ブタちゃん貯金箱」などのアイテムで増やすこともできます。

体力

キャラクターのHPで、戦闘で先に0になると敗北します。
初期値はクラスに関係なく25固定で、ラウンドごとに自動で上昇していきます。
体力の最大値を増やすアイテムや体力を減らすのを防ぐシールド、体力を定期的に回復するリジェネなどのバフ効果があるので、うまく活用して相手より長く生き残りましょう。

スタミナ

武器アイテムの使用時に消費します。
スタミナを使いすぎると武器を使用する際に「スタミナが足りない」と表示され、武器を使わないまま、再度クールダウンに入ってしまいます。
初期スタミナはクラスに関係なく5固定。
ゴールドや体力のようにラウンドを経ても自動上昇することはありませんが、スタミナバッグなどで最大値を伸ばすことができます。

スタミナは戦闘中、1秒で1自動回復します。
つまり、1秒に1のスタミナ消費であればスタミナ不足に陥ることはありません。
現在のスタミナ消費量の目安は横の顔イラストで表示されます。
「少ない」程度であれば通常スタミナ不足で困ることはありませんが、敵のスタミナを減らす盾などの効果を受けた時には少ないでもスタミナがカツカツになることもあります。

また、敢えて「多い」くらいまで武器を積み、ヒーローポーションをがぶ飲みして強化を短期間で付け短期決戦を狙う荒業もあります。

武器類の効果について

ダメージ

敵に与えるダメージです。
2-3なら攻撃するたびにランダムに2ダメージか3ダメージを与えるということで、括弧内の数字は1秒間に与えるダメージ(DPS)になります。

この数字は武器のデフォルトのダメージであり、各種アイテムやバフの効果で戦闘中はダメージが増加していく武器が多いです。

スタミナ消費量

武器を使用した時のスタミナ消費量です。
0.7なら1回使用した時に0.7を消費するということになり、括弧内の(0.4/s)という数字は1秒あたりに使用する消費量を表しています。

上でも書いた通り、スタミナは1秒で1回復するため、バックパック内の武器の括弧内の数字の合計が1.0/s以内で収まるのであれば(敵のスタミナ減少効果がなければ)スタミナはプラマイゼロを維持できることになります。

ダガーなどの一部武器はスタミナ消費0で使用できます。

命中率

武器が敵に当たる確率を表しています。
デフォルトで武器ごとに60-200%の範囲内で設定されています。
幸運バフがあると1つにつき命中率+5%、目くらましデバフがあると1つにつき命中率が-5%されます。

攻撃が当たらなかった場合、ミスと表示されダメージを与えられないのはもちろん、ヒット時効果も発動しません攻撃時効果は発動する
デフォルトで200%設定の武器は目くらましデバフがいくらついても必ず敵に当たります。

クールダウン

武器の使用間隔を表しています。
1.7sと表示されていれば、1度武器を使用したら次に使うのは1.7秒後ということになります。
グローブ系アイテムなどでクールダウンは短縮することができます(石のグローブのみ逆に長くなります)が、その分1秒あたりのスタミナ消費量が増える点に注意しましょう。

その他アイテムの確認事項

武器以外のアイテムはスタミナを消費せずに使用できます。
アイテムによって様々な効果があり、複数の効果を持っているものもあります。
しっかりアイテムの効果を受けるためには以下のような点に注意して選び、配置しましょう。

効果はいつ発動するか

効果が発動するためのトリガーはアイテムによって様々です。
トリガーによっては条件達成が必要なものもあり、配置しているだけではいつまでも効果が発揮されないこともあります。
いくつか代表的なトリガーを紹介します。

  • バトル開始時:と書かれている効果はバトルの最初に効果が発動します。
  • 〇秒毎:と書かれている効果はバトルが始まってから〇秒ごとに何度も効果が発動します。
  • 〇秒後:と書かれている効果はバトルが始まってから〇秒後に1度だけ効果が発動します。
  • ~時:と書かれている効果(例えばヒット時、★付きアイテム発動時など)は条件を達成した時に何度も発動します。
  • ~到達時:と書かれている効果(例えばヒート20到達時など)は条件を達成した時に1度だけ発動します

バフの獲得・消費

本作ではバフの獲得・デバフの付与が戦闘における重要な要素の1つになっています。
バフ・デバフ関連のアイテムは無数にありますが、1つ注意したいのはバフを獲得するアイテムの他に、バフを消費して別の効果を発揮するアイテムの存在です。

例えば「飢えたる剣」はヒット時にリジェネを1消費して吸血1を獲得する効果を持ち、吸血1ごとに最大ダメージが1増加する武器です。
つまり、吸血が多いほどダメージが増えやすい武器ということになりますが、そもそもリジェネを獲得する手段がなければ、いくら攻撃が敵にヒットしても吸血を増やすことができません。
「飢えたる剣」を上手く活用するためには、他にリジェネを確保するアイテムを用意する必要があるということです。

他にも貯めておいた方が強いバフ関連アイテムと、そのバフをどんどん消費してしまうアイテムを一緒に取ってしまうなどの失敗パターンもあるので、バフ関連の説明はよく読んで選びましょう。

効果の発動条件・配置条件

発動条件の中には、★つきアイテム発動時(◆つきアイテム発動時)というものがあります。
これはアイテムを配置する際にそのアイテムの周りに表示されている★や◆を表します。
この★部分(◆部分)に条件に当てはまるアイテムを配置することで、初めて効果を発揮します。

このような発動条件を持つ代表的なアイテムと言えば「スラバード」です。
スラバードは「★つきアイテムが5回発動時、体力を9回復する」という効果を持っており、設置時に確認すると両横に★マークが付いています。

この★が表示される部分にアイテムを設置すれば良いのですが、「5回発動時」という条件を達成するためには戦闘時に何度も繰り返し発動するアイテムを設置しなければなりません。
例えば武器や食べ物、盾などがこれに該当します。
逆にバトル開始時のみに発動する「癒しのハーブ」や1戦闘1回のみしか投げられない「石」を置いてしまうといつまで経っても発動しません。
なるべくクールダウン(〇秒毎)が短いものを両横に配置すれば、頻繁に発動してくれるようになるため、よりスラバードを活用できます。

ショップとバックパックの拡張について

ショップについて

ショップでは5つの商品がランダムで販売されます。
セールになっている商品は通常の半額で購入できるアイテムとなっており、非常にお得です。
序盤にセールがあった場合、必要なくなったら売っても損は少ないのでとりあえず買っておくのもいいかもしれません。

左上の紐を下に引っ張ると、1ゴールドでショップ内のアイテムが全て再抽選されます。
買いたいアイテムがない時、狙ったアイテムが出ない場合には活用しましょう。
ちなみに5回目からは2ゴールドに値上げします。

ショップに並ぶアイテムはラウンドが進むにつれ、レアリティの高いアイテムが並びやすくなります。
最初は基本的にコモンしか出ません(ユニークは出ることもある)。
逆に後半になるにつれ、コモンは出にくくなってくるので強化素材の「砥石」などが必要な場合はなるべく早めのラウンドで集めておきましょう。

バックパック拡張について

どのクラスも初期のバックパックは小さいため、限られたアイテムしか入れることができません。
ショップには、バックパックを大きくするためのカバンも販売されています。
バックパック拡張アイテムは全部で5種類あります。

  • 革のカバン(コモン):2×2のスロット拡張
  • ウエストポーチ(レア):2×1のスロット拡張、中のアイテムの使用速度が10%早くなる
  • スタミナバッグ(エピック):3×1のスロット拡張、スタミナの最大値が1上がる
  • ポーションベルト(レジェンダリ):4×1のスロット拡張、中のポーションが初めて使用された時にプラス効果をランダムに1つ獲得する、バックパック内のポーションが4つ消費された時にマイナス効果を4つ除去する
  • 守護のハンドバッグ(ゴッド):1×1のスロット拡張、バトル開始時シールド+10を得る

ウエストポーチや守護のハンドバッグは拡張容量が少ないものの、その分別の効果が他の拡張アイテムより高めになっています。

拡張できるのは最大で7×9です。
序盤から拡張アイテムを購入できれば、その後大きなアイテムも買いやすくなりますが、これらのバッグを購入することで買えないアイテムも出てきます。
序盤は勝負を捨てて、バッグ拡張につぎ込むか、欲しいアイテムを優先して後々ギチギチになって悩むかは戦略次第。
理想はバックパックが埋まってきたら拡張アイテムを買うことですが、そう都合よくショップに並ぶとも限らないのが難しいところです。

戦闘ログを確認しよう

戦闘はオートで進み、何が起こっているか分からないまま終了することも多いですが、戦闘ログを開けば戦闘の詳細を詳しく調べることができます。
戦闘中は本をクリック、戦闘終了後の場合はトロフィー画面を上部の目ボタンをクリックして非表示にした上で本をクリックしてください。

これを確認することで、自分の思った通りの戦い方ができているかが分かります。
もし効果が発動していないアイテムがあれば、アイテムの説明を読み直し配置などを見直すことができます。

また、戦闘ログを開いた状態でバックパック内のアイテムにカーソルを合わせると、そのログ時点のアイテムの状態を見ることができます。
上記画像のダブルアックスは戦闘開始時に6-12のダメージだったものが、バフやダメージ追加効果によって戦闘終了時には80-86までダメージが増えているのが分かります。

勝つための心得

最後に各クラスをプラチナランクまでプレイした時点での私が考える勝つためのアドバイスです。

序盤でも終盤でも勝てば1勝

バックパックに入れるアイテムを通して少しずつキャラクターを成長させていく本作では、どうしても最終段階を見越して準備をし、序盤をおろそかにしてしまいがちです。

ですが、本作のルールでは序盤に勝っても終盤に勝っても1勝なのは変わりありません。
他のプレイヤーが手を抜きがちな序盤~中盤こそ勝ち星を上げやすい可能性もあります。

完璧なビルドを目指すのではなく、エンドレスモードも見越さず、10勝してサクッと終わるというのも一つの戦略だと思います。
特にリーパーは序盤勝ちやすいので、勝ち逃げ戦略が有効なように思います。

序盤は特定のビルドにこだわりすぎない

1~7ラウンドくらいまでは、特定のビルドにこだわりすぎない方が勝てる可能性が高いように思います。
欲しいアイテムを求めてショップのリロードを頻繁に行うと、それだけで結構なお金を使うことになってしまい、相対的に相手より弱くなってしまうのです。

使う予定のない武器であってもセールだったら買って間に合わせ武器として使う、アイテム内容によってビルドの方向性を柔軟に変更するなどした方が結果的に勝ちに繋がりやすいでしょう。

意外なアイテムが活躍することもある

例えば、序盤にショップに並ぶことの多い「石」はいかにも弱そうなアイテムですが、「石入り袋」と一緒に使用すると、何度も投げられ、防御をシールドに頼っている相手には意外に強いこともあります。
石自体は必要なくなった時には鎧やポーションなどと合成することもできます。

このようにあんまり強くなさそうに見えても、使ってみると意外と強いアイテムもあるので、色んなアイテムを試してみるのも面白いです。
まだ触ったことのないアイテムがあれば是非使ってみてください。

負ける試合が必要なこともある

本作では5敗する前に10勝するのが一応の目標となっています。
つまり、4回は負けられる(ハートが回復する場面もあるので、実際にはもっと負けられます)ということになります。
この何回か負けても大丈夫というシステムは多いに活用しましょう。

例えばショップで登場するアイテムは序盤よりも中盤以降の方がレア度の高いアイテムが出やすくなっています。
そこで敢えて序盤はバッグを拡張とお金を貯めることに専念し、4敗した後に一気に装備品を揃えるという方法もなくはありません。
若干上と言ってることが矛盾しますが、序盤弱いクラスなどではこういう方法も一応あるよということで…。

スタミナ管理は大切

いくら武器アイテムが強くても、スタミナが足りない場合は不発となってしまいます。
多くの武器アイテムは発動することで、ダメージを強化したり、バフを付与する能力を持っているため、1回の不発が結構命取りです。

スタミナ消費量の「多い」「ほどほど」「少ない」はあくまでデフォルトの状態であり、発動スピードアップや敵のスタミナを奪う能力は考慮されません。
そのため、「少ない」と表示されていたはずなのに、意外なほどにゴリゴリスタミナが削られてしまうこともあります。

敵の装備は事前に分からないので、盾で削られるスタミナくらいはある程度計算に入れた上でスタミナ管理するようにしましょう。

あきらめも肝心

ショップで並ぶアイテムはランダム要素が強く、本当にダメな引きの時はどうしようもありません。
「砥石」は欲しい時に出ず、要らない時ほどショップに並びます。
そういうものです。

ダメな引きの時はすっぱりあきらめましょう。
ランク戦で全然勝てずに終わっても、せいぜいポイントが少し減らされる程度ですし、トロフィーはもらえます。
ポイントは次10勝すればすぐ取り返せます。

ちなみに序盤から3~4連敗とかしている時は、温情なのか非常に弱い相手とマッチングし、少なくとも1勝・2勝くらいはできるようになっています(少なくともプラチナ帯までは)。
ありがたいですね。