PALWORLD -施設とパルの作業適性について

ゲーム攻略

「PALWORLD(パルワールド)」攻略第1回。

パルワールドをまだプレイしたことが無い方はこちらの記事をどうぞ。

今回の記事では拠点に設置できる生産施設とパルの作業適性について解説したいと思います。
それぞれの施設の重要度やパルの作業特性について詳しく知りたい方は、是非参考にしてみてください。

パルの作業適性について

パルは種類ごとに作業適性が決められています。
作業適性とは拠点にパルを配置した際にどんな作業ができるかを示すもので、作業適性がない作業はそのパルに任せることはできません。
作業特性を複数持つパルはアサイン(1つの生産施設に固定させること:パルを持ち上げて固定させたい施設に放り投げることでアサインできます)させない限り、自分の持つ作業特性の中から優先度に応じて自動で作業を行います。

作業適性には1~4までのLvがあり、作業特性のLvが高いほど作業がスピーディーになることが多いです。
例えば手作業特性Lv1を持つパルと、手作業特性Lv2を持つパルを比較した場合、同じ物を作るとLv2のパルの方が3分の1ほどの時間で作ることができます(作業によって短縮時間は異なります)。
このレベルはパッシブスキル(例:職人気質:作業スピード+50%、まじめ:作業スピード+20%、社畜:作業スピード+30%/攻撃-30%)よりも効果が大きいため、基本的には作業特性Lvが高いパルを優先的に配置するのが良いでしょう。

作業特性はパル濃縮機(同じ種類のパルを生贄に捧げて能力を強化する機械)で★4まで育てる(同種のパル116体を生贄にする)ことで元からLv1以上ある作業特性のレベルを全て1つ上げることができます。
作業特性Lv4を持つパルはこれにより、作業特性Lv5まで上昇させることが可能です。

ただし、作業特性があまり関係ない作業やそこまで作業特性がなくても回せる作業もあります。

またパルは種類ごとに食事量が決まっており、食事量が多いパルはすぐ腹ペコになり、食事を取りにいくことになります。
用意しなければならない食事も多くなりますし、現場をすぐ離れて(特に満腹度が低い食事だと)作業効率の悪化にも繋がるので、同じ作業特性を持つパル同士であれば食事量で比較してみるのも大事なポイントになるでしょう。

作業特性と施設の使い方

ここからは作業適性ごとに、使用する設備とパル選びのポイントを紹介していきます。

火おこし

使用する施設

  • 料理を作る設備(キャンプファイヤー、調理鍋、電気キッチン)
  • 精錬(原始的な炉、改善された炉、電気炉)
  • 暖房(炎のヒーター)
  • 設置たいまつ、壁掛けたいまつ、暖炉

火おこしを強化する設備:聖火台

火おこしは食材を調理して栄養度やSAN値回復が増加する料理を作ったり、武器などの制作に必要なインゴット類の精錬に欠かせない作業特性です。
調理をするなら序盤から必要になり、インゴットが大量に必要になる後半ほど需要が高まる作業だと思います。

調理・精錬以外に、炎のヒーターやたいまつ系照明器具の点灯にも使いますが、炎のヒーターは点けるのに意外と時間がかかる、たいまつ類は拠点のあちこちに設置していると火おこしパルが点灯だけに追われることになるなど欠点が多く、これらの設備はなるべく設置しない方が良いと思います。
たいまつ照明は本当に必要な場所だけにとどめ、発電施設ができるまでキャンプファイヤー等の光源を代用した方が良いでしょう。

火おこしの作業特性は火属性のパルが持っていることが多いです。
序盤~中盤は他の作業特性を持っているパルで他の作業と兼任しても良いですが、後半作ることになるパルメタルインゴットやケーキなどは作成に非常に時間がかかるため、なるべく火おこしレベルが高く、他の作業特性を持たないパルに火おこし作業を専属でやってもらうのが良いでしょう。

水やり

使用する施設

  • 農園系(ベリー農園、小麦農園、トマト農園、レタス農園)
  • 破砕機
  • 製粉機

水やりを強化する設備:噴水

水やりは農園で各種植物食材を育てる作業の1工程になる他、破砕機や製粉機を動かすのに必要となる作業特性です。
破砕機は石からパルジウムの欠片を生成したり、木材から繊維を生成することができ、製粉機では小麦から小麦粉を生成します。

序盤の食料はベリーや焼きベリーに頼るプレイヤーが多いと思われるので、水やりを持つパルも早めに確保しておきたいです。
破砕機は採石場や伐採場を使用する場合は大量の石や木材を変換できて非常に便利ですし、製粉機は終盤ケーキを量産する場合には必須です。

水やりの作業特性は水属性のパルが持っていることが多いです。
見つけたい人は海辺を探してみると良いでしょう。
終盤でも火おこしほど作業スピードが求められる訳ではないため、水やりLvは3くらいでも充分です。
水やり担当は専属でも良いですが、農園の水やりだけを任せる場合にはやや手持ち無沙汰になり、フラフラ動き回ることが多くなります(動き回るとスタックの原因に…)。

種まき

使用する施設

  • 農園系(ベリー農園、小麦農園、トマト農園、レタス農園)

種まきを強化する設備:サイロ

種まきは農園で各種植物食材を育てる1工程で必要になる作業特性です。
種まきにかかる作業スピードはベリー > 小麦 > トマト > レタス となっており、レタスの種まきにはかなり時間がかかります。
複数のトマトやレタス農園を設置する場合にはなるべく作業特性Lvの高いパルを採用する方が良いでしょう。

種まきの作業特性は草属性のパルが持っていることが多いです。
種まきのみだと手持無沙汰になりがちなので、採集などと兼任させるのも良いでしょう。

発電

使用する施設

  • 発電機
  • ランプ系の照明
  • 電気ヒーター・電気クーラー
  • 電気が必要な生産施設(電気キッチン・電気炉・ライン工場・電気製薬台)

発電を強化する設備:送電塔

発電は発電機に電気を送り、各種電気設備を動かすのに必要な作業特性です。
電気を使う前提となる発電機のテクノロジーがレベル26でアンロックされるため、必要となるのは中盤からとなります。
後半に出てくる生産設備はほとんどが電気を前提とするものなので、中盤以降は発電するパルが必須です。

発電の作業特性を持つパルは雷属性を持つパルに多いです。
発電はなるべく専属でやってもらう方が良いので、他の作業特性が少ないパルを選ぶと良いでしょう。
作業特性Lvはそれほど高くなくても大丈夫なようで、私の場合は最後までバチクリ(発電Lv1、「職人気質」「まじめ」あり)で充分賄ってくれていました。
電気を大量に使う拠点でもLv2のパルで充分かもしれません。

手作業

使用する施設

  • 作業台系(原始的な作業台・パルギア作業台・上質な作業台・スフィア製作台・武器製作台)
  • ライン工場系(スフィアライン工場・作業ライン工場・武器ライン工場)
  • 拠点修理(チェストに修理キットを入れている場合)
  • 設置型兵器系(設置型クロスボウ・設置型マシンガン・設置型ミサイルランチャー)

手作業を強化する設備:大きな工具箱

手作業は様々なアイテムの生産を行うのに必要な作業特性です。
序盤のうちは主人公自身が作成しても良いですが、高度な物を作ろうとするほど製作時間が伸びていくため、主人公1人での作成は現実的ではなくなっていきます。
序盤から手作業で切るパルは拠点に何人かいた方がアイテム作成の時短になりますし、後半は高Lvの手作業パルに任せてしまった方が良いです。

手作業は他にも拠点修理や設置型兵器の使用にも必要ですが、いつも必要という訳ではなく、襲撃の際にも使わなくてもそれほど問題になりません。
(襲撃は周りに壁を作り、拠点外で倒してしまった方が楽です。)

手作業の特性を持つパルは人型のパルに多いようです。
手作業専属のパルはプレイヤーが指示しない限り何もしないので使いづらく、他の作業と兼任できるパルを選ぶか、必要な時だけ手持ちから呼び出すようにすると良いでしょう。

採集

使用する施設

  • 農園系(ベリー農園、小麦農園、トマト農園、レタス農園)

採集を強化する設備:花壇

採集は農園で各種植物食材を育てる1工程で必要になる作業特性です。
種まき同様、農園によって作業スピードが変わり、ベリーはサクサク収穫できますが、レタスの収穫にはそれなりに時間がかかります。
複数の農園を作る場合にはLv3以上の作業適性か、複数パルが採集を持っている状態にした方が良いでしょう。

採集のみのパルはやることない時間が長くなるため、種まきや運搬など他の作業と兼用できるパルを選ぶのがオススメです。

伐採

使用する施設

  • 伐採場
  • 自然の木

伐採を強化する設備:切り株と斧

伐採は拠点内に生えている自然の木や伐採場で木材を集めるのに必要な作業特性です。
序盤は拠点建築等で木が大量に必要になりますし、終盤はロケランの弾製造過程で、木炭が必要になるため、木材は多く持っているに越したことはありません。
中盤辺りは木材の需要は少なくなりますが、他の作業の合間にコツコツ貯めておくと苦労がなくなります。

すぐに木材が大量に必要な場合は高Lvの伐採専用のパルが欲しいですが、上記のようにコツコツ貯める場合は低Lvでも良いので、種まきや収集担当のパルが兼ねる形が良いかもしれません。

採掘

使用する施設

  • 自然の鉱脈・石
  • 採石場

採掘を強化する設備:つるはしとヘルメット

採掘は拠点内にある自然の鉱脈・石や採石場で石を集めるのに必要な作業特性です。
序盤は石集め、中盤以降は加えて金属鉱石や石炭鉱石などの採掘で常に需要の高い作業特性となります。
プレイヤーが鉱脈を掘って金属を集めるのは非常に面倒なので、できれば作業パルに任せられるよう、1か所は自然の鉱脈がある場所に拠点を建てたいです。

自然の鉱脈を掘らせたい場合、採掘Lvは2以上必要な点、採石場は建ててはいけない(採石場が優先されるため)点に注意が必要です。

採掘の作業特性は地属性や闇属性のパルが持っている場合が多いです。
採掘レベルによる採掘スピードの違いはそれほど感じず、パルの攻撃スピードや鉱脈へのダメージが効率に影響するようです。
色々試して効率が良い採掘パルを探してみると良いでしょう。

製薬

使用する施設

  • 中世の製薬台・電気製薬台

発電を強化する設備:魔女の鍋

製薬は薬の製造に必要な作業特性です。
作れる薬はパルの病気を治すもの、作業効率を高める(代わりにSAN値が低下する)もの、プレイヤーのステータスポイントを振り直せるものがあります。

プレイの仕方によるのかもしれませんが、私の場合はそもそもパル達が病気になるまで働かせることがほとんどなく、ステータス振り直しアイテムも運よく宝箱からゲットしたので、製薬自体使う機会がほぼありませんでした。

薬が必要な場合も常に作り続けるということはないと思うので、必要な時にのみ高Lv製薬パルを呼び出せば問題ないでしょう。

冷却

使用する施設

  • クーラーボックス、冷蔵庫
  • 氷のクーラー

発電を強化する設備:雪だるま

本作の食材・食事は時間が経過すると腐敗し、アイテムが消滅するシステムになっており、冷却はクーラーボックス・冷蔵庫に入れた食材を長く持たせるのに必要な作業特性です。

氷のクーラーにも冷却が必要ですが、冷却担当パルがあちこち移動するのはあまり良くないと思い、私は作っていません。

冷却の作業特性は氷属性のパルが持っていることが多いです。
冷却だけに専念させるため、他の作業特性が少ないパルを選んだ方が良いでしょう。

冷却Lvによる差はあまり感じず、私のプレイでは最後まで冷却Lv2のドンモップ(職人気質あり)で充分間に合っていました。

運搬

使用する施設

  • チェスト類
  • エサ箱
  • クーラーボックス・冷蔵庫

発電を強化する設備:なし

運搬は農園で作った食材や、伐採や採掘で取ったアイテム、牧場で生まれたアイテム、その他拠点内に落ちているアイテムをチェストに運ぶのに必要な作業特性です。
拠点内ではチェスト類に入っているアイテムは手持ちに加えなくても製造や建築で使うことができますが、落ちている状態のアイテムは使用できません。
チェストに入ってようやく自分のアイテムとして認識されるので、運搬も重要な作業と言えます。

ただし、運搬パルがどのチェストにアイテムを運ぶかはランダム。
例えば伐採場のすぐ近くにチェストを置いていても、わざわざ遠く離れたチェストに持っていく場合もあります。
更に厄介なのが食材系のアイテムで、クーラーボックスよりもエサ箱に優先して運ぶようになっています。
運搬先を指定するためには、全てのチェスト・エサ箱をアイテムで埋め他のアイテムが入らないようにしておくなどの工夫が必要になります(面倒ですね…)。

運搬のLvによって一度に運べるアイテムの量が変わりますが、足の遅いパルは目的地に行くのに時間がかかり、あまり効率が良くありません。
運搬Lvよりも足の速いパルを優先した方が良いかもしれません。
ただし、運搬Lv・スピード共に速い鳥系パルは現状かなりスタックしやすいので、こちらも避けた方が無難です(屋根がない平地の拠点なら使えます)。

牧場

使用する施設

  • 家畜牧場

発電を強化する設備:なし

牧場は家畜牧場にいるだけで、そのパルに応じたアイテムを生み出してくれる作業特性です。
生み出したアイテムは基本その場に落ちた状態になっているので、運搬パルにチェストやクーラーボックス等に運ばせる必要があります。

牧場Lvはどのパルも初期値1なので、Lvは関係なく、欲しいアイテムで選びましょう。

牧場スキルを持つパルと生み出すアイテムは以下の通りです。

モコロン:羊毛
タマコッコ:卵
タマモ:パルスフィア・金貨・矢
ミルフィー:羊毛
ニャオテト:金貨
チルテト:金貨
ミルカルビ:ミルク
メリポップ:わたあめ
ベリゴート:赤いベリー
メルパカ:羊毛
ビーナイト:ハチミツ
ラヴィ:発火器官
シルキーヌ:上質な布

弓やクロスボウを主力として使っているくらいの間はタマモがいると非常に便利です。

次回の記事ではパルワールドのバトルの基本と主人公・パルの成長のさせ方について書いてみたいと思います。

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