BALTRO 初心者必見!ゲーム中の用語解説と勝つためのセオリー

ゲーム攻略
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BALTRO(バラトロ)攻略記事第1回。

前回の記事ではBALTROがどんなゲームなのかを紹介しています。

今回の記事では、BALTRO内に登場する聞き馴染みのない用語の解説と、基本的なセオリーについて解説したいと思います。
初めてBALTROをプレイする初心者向けの方は一度目を通してからプレイすると分かりやすいと思いますので、是非最後まで読んでみてください。

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BALTROゲーム中に登場する用語解説

まず最初にBALTRO中に登場する用語について解説してみたいと思います。

ラン
ゲーム開始からクリア(ゲームオーバー)までの1ゲーム全体を指す

ラウンド
ポーカー勝負1試合を指す
「そのラウンドで」と書いてあるのはそのブラインドのみに適用されるということ

アンティ
他のゲームでいうステージのようなもの
各アンティには3つのブラインドがあり、ボスブラインドを倒すとアンティが上がる
アンティ8のボスブラインドを倒すとクリアとなる(更に先のアンティに進むこともできる)

ブラインド
他のゲームでいう面のようなもの
アンティごとに3つのブラインドがあり、青=スモールブラインド、黄=ビッグブラインド、最後=ボスブラインドと呼ばれる
「ブラインドを選択すると」と書かれているものは、「スキップせずにブラインドとポーカー勝負すると」という意味

スキップ
スモールブラインド・ビッグブラインドは勝負せずにブラインド選択画面でスキップすることができる
スキップすることでタグを入手できるメリットがあるが、勝利報酬を獲得できずショップにも行けないデメリットがある

ハンド
ポーカーハンドをプレイできる数を指す
ハンドが多いほどポーカーハンドのスコアを足していくことができるので有利
ハンドが0になった時点でそのブラインドの最低スコアに届いていなければゲームオーバーとなる

ハンドサイズ
手札の数のこと
ハンドとは別の意味なので注意しよう
手札が多いほど強力なポーカーハンドが作りやすくなるため有利になる

ディスカード
手札を捨て、捨てた枚数分山札からカードを引くこと
ディスカードが多いほどポーカーハンドを揃えられる可能性が高くなる
ちなみに極端にデッキの数が少なくカードを全て引ききってしまった場合も敗北になるので、注意しよう

チップ
ポーカーハンドのスコアに関連する値の1つ
チップはプレイしたポーカーハンドの基本チップ + 出したトランプカードの数字(2~10はそのままの数字、J~Kは10、Aは11)+ 強化カードによるボーナス + ジョーカーの効果によるボーナスの数字となる

倍率
ポーカーハンドのスコアに関連する値の1つ
倍率はプレイしたポーカーハンドの基本倍率 +(×) 強化カードにボーナス +(×) ジョーカーの効果によるボーナスの数字となる

スコア
ポーカーハンドをプレイした際に算出されるチップ×倍率の値のこと
プレイしたハンドのスコアを加算していき、そのブラインドの最低スコアを達成することでクリアとなる

デッキ
ゲーム開始時に選ぶトランプカード + ルールのこと
最初はレッドデッキしか使えないが条件を達成することで他のデッキもアンロックされていく
ゲーム中はトランプカードの構成について指すことも多く、「デッキ内のカード」を条件にしたジョーカーカードも多く存在する

フェイス
トランプのJ・Q・Kを全て含めた呼び方

ナンバー
トランプのJ・Q・K以外のカードを指す

ランク
トランプの数字(2~A)のこと

スーツ
トランプのマーク(スペード・クラブ・ハート・ダイヤ)のこと

$
ショップで使用できるお金
主に勝利報酬・残りハンド数などで獲得できる

利息
$5以上を持った状態でポーカーに勝利するともらえるボーナス
$5ごとに$1ずつ増え、最大$25で$5もらえる
バウチャー「シードマネー」などで更に増やすこともできる

セルバリュー
(主に)ジョーカーカードを売った時の価格を表す

リロール
ショップで$5を払うことで単品カードの品ぞろえを変更することができる
先に単品カードを購入していた場合は補充される

タグ
スモールブラインド・ビッグブラインドをスキップ時にもらえるアイテム
入手後すぐに効果があるものや、次のショップで効果を発揮するものなどがある

バウチャー
ショップの左下に置かれている引換券
$10で販売されている
各アンティでランダムに1つ並び、そのアンティ内でのみ購入できる
ボスブラインドを倒すと購入したかどうかに関係なく、別のバウチャーに更新される(購入していない場合、稀に同じバウチャーが並ぶこともある)

ジョーカー
持つことで効果を発揮するカード
ポーカーハンドを強化したり、$を入手したり効果はカードによって様々
基本は5枚まで持てる
エディションが付与されることもある

スロット
ジョーカースロット:ジョーカーを置けるスペースのこと
消耗スロット:消費するタロットカード・スペクトルカード・惑星カードが置けるスペースのこと

タロット
22枚の大アルカナを模したカードのこと
使用することで効果を発揮し、カードによってトランプを強化・変更したり、$を得るなど様々な効果がある

惑星
惑星の名を持つカードのこと
使用することで効果を発揮し、特定のポーカーハンドのレベルを上げる

レベル
ポーカーハンドのレベルのこと
ゲーム開始時は全て1からスタートし、惑星カードなどでレベルを上げると基本チップと倍率が上昇する

スペクトル
タロットカードと似た性質を持つ青色のカードのこと
使用することで効果を発揮し、カードによって様々な効果が得られる
タロットよりも効果が大きいが、プレイヤーにとってマイナス要素が混じることも多い
基本的にブースターパックから入手する(稀にスペクトルパック以外からも出ることがある)

ブースターパック
ショップの右下に置かれているパック
購入することで複数枚のカードの中から好きなカードを選んで使用・入手することができる
ショップを訪れるごとにランダムなパックが2つのみ購入できる(リロールしても補充されない)
ブースターパックは入っているカードの中身に応じて、道化師(ジョーカー)パック・アルカナ(タロット)パック・スペクトルパック・天文(惑星)パック・スタンダード(トランプ)パックがある
ブースターパックは$4・$6・$8の3種類の値段のものがあるが、$4のブースターパックは3枚の中から1枚選ぶ、$6のブースターパックは5枚の中から1枚選ぶ、$8のブースターパックは5枚の中から2枚選ぶ形になっている(ジョーカーパック・スペクトルパックは$4=2枚から1枚、$6=4枚から1枚、$8=4枚から2枚選ぶ)

強化カード
トランプに付与される効果で主にタロットカードで付与する
強化は1枚のトランプに1つしかつけられず、既に強化が付いているトランプに強化を付けると上書きされる(シール・エディションとの併用は可能)
強化カードは以下の8種類がある

  • ボーナスカード:追加チップ+30
  • 倍率カード:倍率+4
  • ワイルドカード:どのスーツとしても使用できる
  • グラスカード:倍率×2、4分の1の確率で破壊される
  • スチールカード:このカードが手札にあると倍率×1.5
  • ストーンカード:チップ+50、ランク・スーツはなし
  • ゴールドカード:ラウンド終了時にこのカードが手札にあると$3を得る
  • ラッキーカード:5分の1の確率で倍率+20、15分の1の確率で$20を得る

シール
トランプに付与される効果で主にスペクトルカードで付与する
シールは1枚のトランプに1つしかつけられない
シールは以下の4種類がある

  • ゴールドシール:このカードをプレイ時に$3を得る
  • レッドシール:カードの効果が再発動する
  • ブルーシール:ラウンド終了時に手札にあると、最後にプレイしたハンドの惑星カードを入手する
  • パープルシール:ディスカードされた時にランダムなタロットカードを入手する

エディション
トランプ・ジョーカーに付与される効果でタロットやスペクトルで低確率で付与できる
エディションは1枚のトランプ・ジョーカーに1つしかつけられない
エディションは以下の4種類がある(ネガティブはジョーカーのみにつく)

  • フォイル:チップ+50
  • ホログラム:倍率+10
  • ポリクローム:倍率×1.5
  • ネガティブ:ジョーカースロット+1
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ポーカーハンドについて

ポーカーハンドとはポーカーの役のことです。
ゲーム開始時のポーカーハンドと倍率は上記画像の左の状態となります。
惑星カードを使用することで、チップ・倍率を上げることができますが、各ポーカーハンドでチップ・倍率の伸び率も異なります。

ハイカード:(チップ)5 ×(倍率)1  レベルアップ効果(チップ)+10(倍率)+1
ワンペア:(チップ)10 ×(倍率)2  レベルアップ効果(チップ)+15(倍率)+1
ツーペア:(チップ)20 ×(倍率)2  レベルアップ効果(チップ)+20(倍率)+1
スリーカード:(チップ)30 ×(倍率)3  レベルアップ効果(チップ)+20(倍率)+2
ストレート:(チップ)30 ×(倍率)4  レベルアップ効果(チップ)+30(倍率)+3
フラッシュ:(チップ)35 ×(倍率)4  レベルアップ効果(チップ)+15(倍率)+2
フルハウス:(チップ)40 ×(倍率)4  レベルアップ効果(チップ)+25(倍率)+2
フォーカード:(チップ)60 ×(倍率)7  レベルアップ効果(チップ)+30(倍率)+3
ストレートフラッシュ:(チップ)100 ×(倍率)8  レベルアップ効果(チップ)+40(倍率)+4

一応ロイヤルストレートフラッシュ(同じスーツの10、J、Q、K、A)という役もありますが、本作ではストレートフラッシュと同じ扱いになっています(名前だけは表示される)。

また、表示されていない隠しポーカーハンドが3種類存在します。
これらのハンドは1度使用することでポーカーハンド表に載り、レベルアップ用の惑星カードも出現するようになります。

ファイブカード:(チップ)120 ×(倍率)12  レベルアップ効果(チップ)+35(倍率)+3
フラッシュハウス:(チップ)140 ×(倍率)14  レベルアップ効果(チップ)+40(倍率)+4
フラッシュファイブ:(チップ)160 ×(倍率)16  レベルアップ効果(チップ)+50(倍率)+3

ちなみに上記画像の左のポーカーハンド表は8アンティクリア時のものです。
一番左に書かれている数字はそのランでプレイしたポーカーハンドの数となります。
ジョーカー「超新星」や「オベリスク」を使用する場合はこの情報も見ておくといいかもしれません。

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勝つための7つの基本セオリー

ここからは「アンティ8のボスブラインドを倒す」を目標にした場合の、基本セオリーについて書いています。
あくまでの私自身のセオリーではありますが、これらを気にすることで多少は勝率を上げられるかもしれません。
全然クリアできない、という方は参考にどうぞ。

優先するべき買い物

序盤戦では$が少なく、ショップ内で思うように買い物ができません。
どれを優先して買えばよいか迷うことも多いのではないでしょうか。

基本的にジョーカーが揃っていない間はジョーカー優先が良いです。
というのもジョーカーが1枚ある・ないでポーカーのスコアが大きく変化する可能性があるためです。
また、ジョーカーが1枚決まると構築の方針も決めやすくなります。
アンティ1のスモールブラインドをクリアした最初のショップでは、単品に良いジョーカーがない場合でも必ず$4のジョーカーパックが売っているので、そちらを購入してみるのが良いでしょう。

次に優先したいのはバウチャーです。
バウチャーは各アンティに1つショップに置かれます。
そのアンティのボスブラインドをクリアすると次のショップではバウチャーの品ぞろえが変わってしまうため、欲しいバウチャーがある時にはボスブラインド選択前に購入しておきましょう。
特にハンド・ディスカード・ハンドサイズを増やすバウチャーが序盤に出た場合、個人的にはジョーカーを差し置いてでも購入するようにしています。
$10となかなか高額なので、要らないバウチャーは無理に購入する必要はありません。

最序盤でなければ金欠の時にタロットカードの「隠者」「節制」でワンチャン$を増やす手段もあります。
…が、26分の2ということであまり確率は高くありません。

利息を活用して効率的に$を稼ぐ

BALTROには「利息」というシステムがあり、$5につき1ずつ利息が増え、最大$25で$5の利息が貰えます(バウチャー「シードマネー」「マネーツリー」があれば、利息の上限を更に上げることもできます)。
そのため、「$25まではなるべく買い物を最小限にし、速やかに$25を貯める」という方法が考えられます。
またある程度まとまったお金が入ってきた時は、逆に「$25以下になるまで使わない」という考え方もできるでしょう。

ただし、無闇な節約は肝心のポーカーに悪影響を及ぼします。
節約できる場面としては、序盤に強いジョーカーを引いてしばらく安定して勝てそうな場合、中盤以降はジョーカーが揃い、ショップに行ってもそれほど欲しいものが無かった場合くらいです。
ジョーカーが揃った段階で$30程度あれば、その後は無理をしなくても自然と増えていく気がしています(逆にジョーカーが揃ってもカツカツの場合、その後もずっとカツカツになりがち…)。

スキップ(タグ)を活用する

スモールブラインド・ビッグブラインドはポーカー勝負をスキップしてタグを入手するという選択肢もあります。
ポーカー勝負をしないことで、勝利報酬がもらえない・ショップに行けないというデメリットが発生しますが、タグの効果がそれ以上の場合はスキップすることも考えましょう。

個人的には「ポリクロームタグ(ショップにポリクローム付ジョーカーが無料で並ぶ)」や「ネガティブタグ(ショップにネガティブ付きジョーカーが無料で並ぶ)」などの強力なジョーカーが入手できる場合や、エコノミータグ(資金を2倍にする)などの$入手系タグの額がポーカー勝負をするより多そうな場合はスキップを選択するようにしています。

構築の方針の決め方

ここからはポーカーの勝負が決まる構築や実戦のテクニックなどになります。

まず最初は構築の方針についてです。
個人的には構築の方針はデッキや序盤に引いたジョーカーに寄せることが多いです。
例えば「チェッカードデッキ(スペードとハートが26枚ずつのデッキ)」ではフラッシュ軸の構築を最初から考えますし、「ジョリージョーカー(ワンペアが含まれると倍率+8倍)」を早く引いた場合はワンペアを軸にしたデッキを考えます。

ただし、ストレートだけは別で「クレイジージョーカー(ストレートが含まれると倍率+12)」を引いたからといって、ストレートを軸にしたデッキにするというのは経験上なかなか難しいです。
ストレートデッキを目指すなら「フォーフィンガー」や「ショートカット」が序盤に引けた場合くらいでしょうか…。

方針が決まったら、ジョーカーはもちろんタロットカードや惑星カードなどもフル活用してデッキを改造していきます。

  • ジョーカーはなるべく効果が得られやすいもの・ジョーカー同士のシナジーがあるものを厳選する
  • タロットカードの「吊られた男」や「死神」などを使用して不要なカードを削除・変化させ、デッキの欲しいカードが出やすいようにする
  • 狙っているポーカーハンドの惑星カードを集中的に取っていく

この作業を順調に繰り返していくことができれば、アンティ8のボスクリアまでは充分達成できるでしょう(それ以上を目指す場合では別の戦略が必要になります)。

また、ポーカーハンドを中心に構築を考える方法以外にも、$稼ぎを中心に考えたり、いかにタロットを多く使うかを考えるなど、別のものを中心にデッキ構築を考える方法もあります。

ディスカードを節約する

手札を交換することができるディスカードは結構重要な手札入れ替え手段です。
1枚・2枚の手札入れ替えで使うのはもったいない!ということで、ワンペアやスリーカードなど役に必要なカードが少ないポーカーハンドをプレイする際には、不要なカードも一緒にプレイするとディスカードを節約できます。

わざわざ言わなくても当たり前のことではありますが、個人的に結構忘れがち。
ジョーカー「レイズドフィスト(手札の最も小さいランクのカードの2倍の倍率を得る)」などを持っている場合は特に手持ちの2や3などを残すことがないように注意したいです。

カードの並べ替えで更にスコアを大きく伸ばす!

トランプをプレイする際や、ジョーカーカードはドラッグして並べ替えが可能というのをご存じでしょうか?
この並べ替えは実は非常にスコアに大きく関わってくる重要なテクニックです。

例えば、基本倍率2のワンペアをプレイし、グラスカード1枚と倍率カード1枚をプレイし、倍率×2のジョーカーと倍率+8のジョーカーを持っていたとします。
この順番で処理をされた場合、(2*2+4)*2+8=24倍率となります。
しかし、倍率カードとグラスカードの順番を入れ替え、倍率×2のジョーカーと倍率+8のジョーカーを入れ替えると、{(2+4)*2+8}*2=40倍率となります。
並べ方で大きくスコアに差が出ることが分かりますね。

カードは左から順番に処理されていきます。
基本的に倍率が+のカードは左側、×のカードは右側に配置すると覚えておくといいでしょう。

ボスブラインドの能力を確認しておく

アンティが切り替わり、新しいアンティに入った時にはボスブラインドの能力をしっかり確認しておくことをオススメします。
ボスブラインドはこちらの戦略を無効化する能力を持っていることがあり、事前に対策が必要なことがあるためです。
ボスブラインド選択時に「ヤバっ」と気づいても対策しようがないため、できるだけ早めに何かできないかを考えましょう。

ボスブラインド対策としては

  • ジョーカー「ルチャドール」や「チコット」によってボスブラインドの能力を無効化する
  • バウチャー「ディレクターズカット」を購入し、$10払って能力を変更する
  • 能力の対象にならない戦い方をする
  • カードにデバフがかかっても、お金を失っても、ポーカーハンドのレベルが下がっても力技で押し切る
  • 最初からボスブラインドの能力の対象にならないようにデッキ強化を目指す

などの方法があります。
強化の仕方によってボスブラインドの能力が分かった時点で詰む可能性も充分ありますが、切り抜けられる可能性がないか色々試してみましょう。

次回の記事では全150種のジョーカーカードを一挙に紹介し、性能によって分類しています。